JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者のみなさまにより魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組み、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、みなさまにお届けします。

10月

「投資の日」20周年のイベント等を開催(10月4日)

10月4日は「投資の日」。1996年に設定されて今年で20周年を迎えました。10月から11月にかけて、各地でイベントが開催されています。 東証Arrowsにも、証券知識普及プロジェクトのマスコットキャラクターの「とうしくん」と秘密結社鷹の爪団の「吉田くん」が見学にやってきました。2人には東証Arrowsの歴史やチッカーなどの説明やご近所の兜神社の御守りの説明をしました。 この後、11月5日に渋谷で開催される若年層限定セミナーでは弊社社員が講師として登壇する予定です。

Jリート市場創設15周年イベントを開催(10月13日)

Jリート市場は今年で創設15周年を迎えます。これに先立ち、2016年10月13日に不動産証券化協会(ARES)とともに「Jリート市場創設15周年記念シンポジウム」を開催しました。 このシンポジウムでは、日本の経済社会の発展と課題というテーマにおいて、Jリートの果たしてきた社会的役割を振り返り、今後期待される成長分野からの視点も踏まえた幅広い議論を通じ、Jリート市場の更なる発展を展望するパネルディスカッションが行われました。 また、Jリートの市場情報と投資物件の紹介動画を掲載する特設サイト「Jリートview」では、インタビュー特別編として、清田CEOが、「J-REITには、受託者責任の考えの下、これまでの実績や現状に満足することなく、高い透明性の追求と確実な成長に基づき、新たな地平を開拓していくことが期待されているといえるでしょう。東証としても、関係者と協同しながら、J-REIT市場の更なる発展の実現に向けた取り組みを継続していきたいと考えています。」とその思いを語っております。

JPX日経中小型株指数(仮称)の共同開発(10月27日)

株式会社東京証券取引所と株式会社日本経済新聞社は、2017年3月末を目標に「JPX 日経中小型株指数(仮称)」を算出・公表することにいたしました。当指数は、JPX日経インデックス400で導入した「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするとのコンセプトを中小型株に適用することで、資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行っている企業を選定するとともに、こうした意識をより広範な企業に普及・促進を図ることを目指すものです。併せて、こうした企業への投資者の投資ニーズにこたえることを企図しています。
また、銘柄選定に際しては、銘柄ごとの市場流動性も考慮することで、新指数に連動した資産運用を可能とするための実務的要請に応えることも目指します。

2016年度第2四半期決算について(10月28日)

株式会社日本取引所グループは10月28日に2016年度第2四半期決算短信を公表しました。第2四半期累計の営業収益は、売買に連動する取引関連収益等が前年同期を下回り、前年同期比50億円減(△8.7%)の528億円となりました。営業費用は、J-GATEの稼働に向け旧システムの加速償却を行ったことに伴い、減価償却費が増加したことなどから、前年同期比22億円増(+9.8%)の255億円となりました。この結果、営業利益は前年同期比70億円減(△19.9%)の282億円、四半期利益(親会社の帰属所有分)は42億円減(△17.9%)の195億円となりました。 通期の業績予想については、最近の市場動向を勘案し、営業収益の予想を引き下げるものの、同時に営業費用の削減に取り組むこととし、各利益及び配当金は当初予想を据え置きました。