JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

3月

「国際女性デー」を記念した打鐘セレモニーを開催(3月8日)

3月8日、「国際女性デー」を記念し、東京証券取引所において「女性活躍のための打鐘セレモニー(Ring the Bell for Gender Equality)」を開催しました。「国際女性デー」は、世界の証券取引所が協調して開催しているもので、SDGs(持続的開発目標)の一つである「性別の平等」の実現と「女性のエンパワーメント原則」に関する認知度向上のため、民間セクターが果たす役割の大きさについて周知することを目的としています。セレモニーでは、特別ゲストの野田聖子女性活躍担当大臣から「女性が能力を最大限発揮することが日本と世界の経済成長につながる」と挨拶があり、上場の鐘の打鐘が行われました。

「株主優待展2018」を開催(2月26日~3月11日、3月16日、17日)

東京証券取引所にて2月26日から3月11日までの2週間、パシフィコ横浜(東証IRフェスタ内)にて3月16日、17日の2日間、「株主優待展2018」を開催しました。
会場では、上場会社23社の紹介パネルと魅力ある株主優待品を展示するとともに、「株主優待おじさん」こと桐谷広人氏が実際に使用していた自転車や優待券財布などの展示、クイズラリーを行い、多くの皆様にご来場いただきました。
また、桐谷氏に2会場のべ4回ご講演いただき、ご自身の株式投資の経験を踏まえたお話に、ご来場いただいた皆様が熱心に耳を傾けていました。

日本取引所グループ、韓国取引所及び台湾証券取引所が三社間協力協定(MOU)を締結(3月15日)

3月15日、日本取引所グループ、韓国取引所及び台湾証券取引所は、三市場間の包括的な協力協定(Memorandum of Understanding)を締結しました。
本MOUの締結により、共通の関心分野における情報交換を通じて、より緊密な関係を構築するとともに、日本、韓国、台湾市場の更なる発展に向けた協力を推進します。また、人材交流や共同マーケットプロモーションを通じて、協力に向けたフレームワークを構築していきます。

「東証IRフェスタ2018」を開催(3月16日、17日)

3月16日、17日の2日間、「東証IRフェスタ2018」をパシフィコ横浜にて開催しました。出展社数は93社、来場者数は2万人を超え、過去最高を記録し、大盛況のIRイベントとなりました。会場には、若手からベテランの投資家、ご家族連れなど、幅広い層の皆様にご来場いただきました。
また、今回は初めての横浜開催ということで、横浜銀行の川村頭取、横須賀市出身でTVでもお馴染みの門倉貴史氏など横浜にゆかりのある著名人やFMヨコハマや神奈川新聞など地元メディアにご協力いただき、横浜ならではのイベントとなりました。

売買審査業務での人工知能の利用を開始(3月19日)

日本取引所自主規制法人及び東京証券取引所は、相場操縦行為等の不公正取引の調査を行う売買審査業務に人工知能を導入することとし、3月19日より審査実務において利用を開始しました。
これまで審査担当者が行っていた売買審査の初期段階の調査(売買執行形態の不自然さの評価)を、人工知能を活用することで迅速化し、審査担当者が詳細な本格調査に注力することができるようになります。このことにより、更に深度のある精緻な審査を行うことができ、公正性・信頼性を守る市場監視機能の一層の向上が図られるものと期待されます。

平成29年度「なでしこ銘柄」に48社選定(3月22日)

東京証券取引所は平成24年度より、経済産業省と共同で女性活躍推進に優れた上場企業を、中長期の企業価値向上を重視する投資家にとって魅力ある「なでしこ銘柄」として選定しています。
6年目を迎えた今年度は、経営成果につながる女性活躍推進の取組みができているかどうかという “質”の面に着目して48社を選定しています。また、3月22日に都内で開催された発表会には、早稲田大学の博士後期課程でロボット研究に携わっている、女優いとうまい子氏にプレゼンターとして登壇いただきました。