国債先物取引市場開設30周年

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国債発行残高の増加や金利の自由化の進展を背景に、債券の価格変動リスクを回避するための手段として、1985年10月19日に長期国債先物取引を開始してから30周年を迎えます。

超長期国債先物取引、中期国債先物取引、ミニ長期国債先物取引の導入など、取扱商品の拡充を図るとともに、市場機能強化の観点から、取引時間の拡大、限月間スプレッド取引、立会外取引、ギブアップ制度の導入や取引システムのリプレースなど、様々な制度改革を実施してまいりました。また、2014年3月には、東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合に伴い、国債先物取引を含むデリバティブ市場を大阪取引所に集約しました。
 
戦後初の金融先物市場として創設して以降、市場環境の変化を踏まえた取引制度の改善等を重ねることにより、世界でも有数の流動性の高い市場を実現するとともに、わが国の代表的な金利指標を提供するなどの重要な役割を果たしています。これも、取引参加者をはじめ、多くの市場関係者の皆様とともに、安定性・信頼性に加え、利便性の高い市場の構築に向けて不断の努力を重ねてきた賜物と考えており、厚く御礼申し上げます。

これからも市場関係者の皆様の利便性向上と更なる市場の発展に努め、わが国経済を支える重要な金融インフラの1つとして市場関係者の皆様のご期待にお応えできるよう邁進してまいります。

株式会社 大阪取引所
代表取締役社長
山道 裕己

目次

リンク 内容
国債先物・オプション取引市場の30年間の軌跡
  • 流通市場の動向
  • 取引制度の変遷/新商品・新制度の導入等
最近の国債先物・オプション取引市場における制度改正
  • デリバティブ市場統合
  • 超長期国債先物取引の商品性見直し
  • 国債先物取引とOTC金利スワップのクロスマージンの導入
  • 国債先物取引における取引最終日の繰下げ
  • 日本国債ボラティリティー・インデックス(S&P/JPX日本国債VIX指数)の算出開始
  • 次期デリバティブシステム(次期J-GATE)の稼働
  • ”JPX国債先物指数シリーズ”の算出及び公表について
市場関係者から寄せられた寄稿文のご紹介 鍛原 充 氏 (冬至トレーディング 日本支店長/パートナー)
高田 創 氏 (みずほ総合研究所株式会社  常務執行役員 調査本部長 チーフエコノミスト)
徳島 勝幸 氏 (株式会社 ニッセイ基礎研究所 金融研究部 上席研究員)
久保田 博幸氏 (金融アナリスト)
代田 純氏 (駒澤大学 経済学部教授)
(掲載順)
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