第3回(2014年度)表彰会社
区分 |
会社名 |
コード |
市場区分 |
業種 |
大賞 |
オムロン株式会社 |
6645 |
市場第一部 |
電気機器 |
優秀賞 |
TOTO株式会社 |
5332 |
市場第一部 |
ガラス・土石製品 |
優秀賞 |
ピジョン株式会社 |
7956 |
市場第一部 |
その他製品 |
優秀賞 |
東京瓦斯株式会社 |
9531 |
市場第一部 |
電気・ガス業 |
大賞の選定理由
1.投資者視点を意識した経営目標を掲げて投資者との対話を深めている
- 企業価値を高めるため、資本効率を表す経営指標(ROIC、ROE)に自社の資本コストを上回る水準の目標値を設定して中期経営計画において公表。
(同社が想定する加重平均資本コスト:6%、ROIC目標及びROE目標:13%程度)
- 企業価値を高める財務戦略として、成長投資優先、安定的継続的配当、機動的自社株買いの3つを柱とする資金配分の基本方針を策定して公表。
2.経営目標の達成に向けてきめ細かな事業ポートフォリオの管理を実践している
- 自社の事業を100近い事業ユニットに細分化し、事業の収益性を表すROICと事業の成長性を表す売上高成長率を組み合わせて事業ユニットの選択と集中を行う「ポートフォリオマネジメント」を実践。
3.企業価値向上に関する経営管理の仕組みを組織に深く落とし込んでいる
- 全社ベースのROICの向上を最終目標に掲げ、それと関連性の高い指標を各事業部門や製品ラインごとにKPIとして設定することで、現場も含めた全社的なPDCAサイクルを構築する「ROIC逆ツリー展開」を導入。
4.企業価値向上の取組みの成果が現れている
- 「ROIC逆ツリー展開」と「ポートフォリオマネジメント」を柱とする「ROIC経営」を掲げて経営改革に取り組んだ結果、かつては赤字であった事業部門が資本コストを上回る利益を獲得する水準まで業績向上を果たすなど、全社的な経営改善が進捗。
- その結果として、同社の過去3年間のROEは上昇傾向にあり(5.2%、8.8%、11.6%)、本年度もさらなる向上が見込まれるなど、近年、着実に企業価値向上の取組みの成果が現れている。
お問合せ
株式会社東京証券取引所 上場部 上場会社表彰選定委員会事務局
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