企業価値向上表彰

わが国では、上場会社の企業価値向上が重要なテーマとなっています。日本経済の成長と発展を確かなものとし、国富の増大を実現していくために、個々の上場会社の価値向上が重要な要素となるためです。
東証では、優れた経営意識と確かな経営の仕組みを備え、持続的な企業価値向上を実現しているエクセレントカンパニーの実践事例の紹介を通じて、日本の上場会社の企業価値向上や資本コストに対する認識をより一層向上させ、個々の上場会社がさらなる成長に踏み出すきっかけにしてほしいとの想いを込め、2012年から「企業価値向上表彰」を実施するなど、上場会社における「企業価値向上経営」の取組みを後押ししています。

「企業価値向上表彰」においては、経済付加価値創造の4要素であるMeasurement(経営指標)、Management System(経営管理制度)、Motivation(評価報酬制度)及びMindset(企業風土の醸成・変革)に加え、持続的な企業価値向上を支えるEngagement(企業との建設的な対話)を選定の視点とし、これらを通じ「資本コスト」を意識した経営を実践している会社を表彰しています。

当表彰の選抜過程で実施しておりますアンケート結果によれば、資本コストを認識している上場会社は着実に増加しています。

普及・促進に向けた東証の取組み

 

東証では「企業価値向上表彰」を核として、上場会社の経営層、経営サポート層向けに「企業価値向上経営セミナー・シンポジウム」や「企業価値向上経営eラーニング」などを提供し、企業価値向上経営の普及・促進に取り組んでいます。是非ご利用ください。

「企業価値向上経営セミナー・シンポジウム」についてはこちらをご覧ください。
「企業価値向上経営eラーニング」についてはこちらをご覧ください。