株式関係指標
プログラム売買・裁定取引
投資部門別売買状況
決算短信集計
空売り集計
-
Q1.
新聞を見ると、空売り比率が30%と記載されていました。これはどういう意味でしょうか。
-
A1.
売り注文の中には、すでに株式を所有している場合にそれを売る「実注文」あるいは「実売り」と呼ばれるものと、持っていない株を売る「空売り」があります(信用取引による売り注文も空売りに含まれます)。
空売り比率が30%とは、売り注文全体の代金のうち、空売り注文の代金の割合が30%であったという意味です。
東証では、日々空売り比率を公表しています。
空売り集計
なお、東証の公表する資料には、「空売り(価格規制あり)」と「 空売り(価格規制なし)」に分けて記載していますが、新聞等の報道ではこの両者を合計して空売り比率と呼んでいるケースが多いようです。
-
Q2.
空売り集計と空売り残高はどのように異なるのでしょうか。
-
A2.
空売り集計は、売り注文のうち、空売りであった割合を集計したものです。したがって、空売りをしてすぐに買い戻した場合でも、最初の売り注文は空売りとして集計されます。言い換えれば、空売り集計は売り注文のフローに注目したものです。
一方で、空売り残高はその時点において、空売りをして未だに買い戻しをしていないポジションの情報です。これは各投資者単位で一定以上の空売り残高を有する場合に、各投資者が作成し東証に提出するものです。東証では各投資者から提出された情報を集約して公表します。