かぶオプナビ

オプション取引のメリット

オプション取引には、現物株式投資や先物取引などとは違う特徴があります。

  • 比較的少額から投資ができる(オプションの買いの場合)
  • 最大損失が限定されている(オプションの買いの場合)
  • 相場停滞時にも収益チャンスがある(オプションの売りも活用する場合)

比較的少額から投資ができる

オプションの買いの場合、オプション料だけで取引を行うことができ、株式投資に比べて少額の資金で参加できます。
株式投資の場合、投資する株式によって、株式1単位を購入するための必要額は様々ですが、2013年3月末現在では、東証一部上場株式の平均単価は、約26万円です。
一方、かぶオプの場合、銘柄やそのときの相場状況にもよりますが、数千~数万円から投資が可能です。その銘柄についてある程度短期間に上がるとか、下がるとか予想しているのであれば、かぶオプの方が資金効率よく投資できます。これをオプションのレバレッジ効果と呼んでおり、この資金効率の良さがオプションの魅力の一つです。
ただし、オプション料は投資コストと異なりますのでご注意ください。

最大損失が限定されている

信用取引や先物取引も保証金や証拠金を差し入れてレバレッジ効果を利用した取引なので、現物株式投資より資金効率のよい取引ができますが、これらの取引と比べた場合、オプションの買いの場合には最大損失が限定されているという大きな特徴があります。
例えば、予想と反対の方向に相場が動いた場合、信用取引や先物取引などでは差し入れた証拠金を上回って損失が膨らむ可能性もあります。
一方、オプションの買いの場合は、株価がどのようになろうとも、最大の損失は当初支払ったオプション料までに限定され、それ以上に膨らむことはありません。
ただし、これはオプションの買いの場合の特徴で、オプションの売りの場合はそうではないことに注意が必要です。

相場停滞時にも収益チャンスがある

オプションのもう一つのメリットは、上昇相場や下落相場でなくても、収益を得るチャンスがあることです。これも普通の株式投資や先物取引にはない特徴です。
例えば、既に株式を持っている場合、株価の値上がりを期待して、もし高くなったら売ろうと考えていたとします。しかし、株価が上がらなければ売り抜ける機会がないので、利益がでない期間が続くことになります。ところが、ここに「コールオプションの売り」、つまり「株価が上がらなければ利益が出る」仕掛けを追加することによって、全体では「株価が上がっても、下がっても、変わらなくても、ある程度の収益が得られる」ようにすることができるようになります。コールオプションを売った分だけ株価が大幅上昇した時の収益は何もしない時より減りますが、それでも一定の収益は確保することができます(カバードコール戦略)。
ただし、オプションの「売り」自体は、最大利益が限定されている一方、損失可能性は無限大という取引なので、それだけを取引するのはお勧めできません。「カバードコール」のように、損失をカバーする資産を組み合わせるようにすれば、リスクを抑えた取引ができるようになります。

カバードコール