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日本経済の心臓 証券市場誕生!

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東京と大阪を中心とする各地の証券取引所では、株式のみならず、さまざまな有価証券が売買されており、株式市場はまさに日本経済の心臓と言えます。その歴史を江戸期から平成の立会場閉鎖までたどりながら、証券市場の歴史を判り易く解説しています。豊富なカラー図版つきです。

第1章 江戸期 —証券取引の夜明けー
1 米は大阪をめざす
2 蔵屋敷と米切手
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6 世界最初の証券先物市場・堂島米市場
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10 日本における投資家と投機家の原型 —本間光丘と本間宗久—

第2章 明治・大正期 -兜町と北浜—
1 明治初期の堂島米会所
2 取引所設立の背景 —武家の退職手当(秩禄公債・金禄公債)の売買—
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4 「天下の糸平」と呼ばれた男
5 明治の若き経済人、島清こと今村清之介
6 証券市場の設計者、渋沢栄一
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11 五大友厚 -ボッケモン人生をまっとうした男—
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17 証券の街、兜町の誕生
18 取引所倒産の危機
19 感謝を忘れずに120周年

第3章 昭和期 -戦後の証券市場復興と隆盛—
1 戦争下の兜町(昭和20年)
2 終戦 -新円交換と集団売買(昭和20年~24年)
3 「国民一人一人が株主に」
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5 証券取引所再開に向けたGHQとの折衝
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7 証券取引の再開 -東京証券取引所の誕生—
8 商法改正とコーポレート・ガバナンスの萌芽
9 山崎種二
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11 バブル期のある日の証券売買立会場

コラム「兜町の食事事情—立ち食い鮨と弁松」
「兜神社」 ほか

定価 1,980円(税込)

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発行日 2017年12月15日発刊
判型 B6版 項数 256P