S&P/JPX スマート・ベータ指数シリーズ

S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズのコンセプト

S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズは多様な投資ニーズに対応する新たな投資指標として、日本株式の精緻な情報を持つ日本取引所グループ及び東京証券取引所と、グローバルな指数サービスに実績のあるS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが共同で算出する指数です。

一般的にスマート・ベータの概念においては、市場全体の動きに対する感応度(ベータ)とそれ以外のファクターにより株式のリターンを表します。ファクターには、財務情報や過去の株価のトレンド等が用いられます。

 S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズでは、様々なファクターを用いて構成銘柄を選定し、構成銘柄のウエイトを決定します。
 本シリーズにおいては、ベータと予想利益を用いたS&P/JPX GIVI、配当利回りを用いたS&P/JPX 配当貴族指数、ヒストリカルボラティリティを用いたS&P/JPX リスク・コントロール指数の3種類の指数を算出します。

(スマート・ベータ概念図)

スマート・ベータ指数シリーズの概要

名称 S&P/JPX GIVI S&P/JPX 配当貴族指数 S&P/JPX リスク・コントロール指数
概要 ・ユニバース
TOPIX
・銘柄選定
ベータを用いて選定した低ボラティリティ銘柄で構成される
・構成銘柄ウエイト
現在の純資産と資本コストを上回る予想利益の割引価値で求められる本源的価値ウエイト
・ユニバース
TOPIX
・銘柄選定
過去10年間にわたって配当水準を維持、または増配した銘柄で構成される
・構成銘柄ウエイト
配当利回りウエイト
・ポートフォリオ
TOPIXとキャッシュ
・配分決定
ヒストリカルボラティリティを元にポートフォリオ全体のボラティリティが5%、10%、15%となるように配分を決定
算出開始日 2015年12月1日 2015年12月22日 2015年12月18日
基準日/
基準値
1999年12月17日/100ポイント 2006年7月31日/100ポイント 1993年3月11日/1000ポイント
Bloomberg コード Price Return ・・・ SPJXVJP
Total Return ・・・ SPJXVJT
Net Total Return ・・・ SPJXVJN
Price Return ・・・ SPJXDAJP
Total Return ・・・ SPJXDAJT
Net Total Return ・・・ SPJXDAJN
5% ・・・ SJXDR5T
10%・・・ SJXDR10T
15%・・・ SJXDR15T

S&P/JPX GIVI

S&P/JPX GIVI(Global Intrinsic Value Index)は、TOPIX(東証株価指数)をユニバースとし、市場全体の動きに対する感応度を示すベータを用いた銘柄の選定を行っています。ベータが高く、市場全体の動きに対してより大きく変動する銘柄を算出対象から除外することで低ボラティリティポートフォリオの構築を実現しています。
また、指数の構成銘柄ウエイトを時価総額ではなく独自のメソドロジーにより算出された本源的価値(intrinsic value)により加重することを通じて、新たな代替手段の一つとして日本の株式市場のパフォーマンスを評価するよう設計されています。
本源的価値は、現在の純資産と資本コストを上回る予想利益の割引価値により評価します。割引率及び資本コストは、過去5年間の株価リターンから導かれる各銘柄のベータとリスクフリーレート、すなわち10年国債の利回りを用いて計算されます。

(1)銘柄選定

TOPIX全構成銘柄から、ベータ値の高い上位30%(時価総額ベース)の銘柄を除外

(2)ウエイト決定方法

残った70%の銘柄の本源的価値に基づきウエイトを決定します。
<本源的価値の算出方法>

  • 将来の残余利益はS&P Capital IQの直近2期の予測データを用いて算出しており、3期目以降については残余利益が徐々に減衰するように設計されています。


  • 本ページに掲載している内容、情報等は指数の概要説明のみを目的としているため、表現を簡略化・抽象化している場合がございます。より詳しい指数算出方法については、以下のリンクの算出要領をご覧ください。
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S&P/JPX 配当貴族指数

S&P/JPX 配当貴族指数は、過去10年以上増配または配当を維持する銘柄を対象とした株価指数です。

S&P/JPX 配当貴族指数はTOPIXのうち時価総額・流動性基準を満たす銘柄について、配当の成長性と継続性の観点で銘柄を選定し、配当利回り加重平均で算出されます。

配当の成長性と継続性が高い銘柄を選ぶため、10年以上、増配または配当を維持した銘柄を対象とします。

  • 配当の維持とは、継続して増配・または同額の配当を続けることを示します。

さらに、継続可能性の観点から以下の条件を満たす銘柄を対象とします。
・配当性向が0%以上100%以下の銘柄
・配当利回りが10%を超えない銘柄

上記の条件を満たす銘柄のうち配当利回りの高い順に40~50銘柄を選定します。
40銘柄に満たない場合は、時価総額、配当継続年数の条件を勘案して、最小でも40銘柄まで選定します。

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S&P/JPX リスクコントロール指数

S&P/JPX リスク・コントロール指数は、保有資産における株式とキャッシュの割合をコントロールし、ボラティリティを一定の範囲に抑制する事を目的として開発された指数です。当該指数では、日本のマーケットを表す指数として株式についてはTOPIX、キャッシュについては無担保コールレートを用いて算出しています。

S&P/JPX リスク・コントロール指数はボラティリティの目標値(ターゲットボラティリティ)を、それぞれ5%、10%、15%に設定した3種類の指数を提供します。 
TOPIXのヒストリカルボラティリティがターゲットボラティリティを超えると、キャッシュウエイトを増やし、全体のボラティリティを抑制します。

対象指数とキャッシュのウエイトについては、「ターゲットボラティリティ÷TOPIXのヒストリカルボラティリティ」で計算されるレバレッジファクターを用いて決定します。
運用利便性を確保するため、レバレッジファクターの決定の3営業日後をリバランス日としています。

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関連情報・ライセンス契約について

S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズの算出要領・関連データにつきましては、S&P社Websiteをご参照ください。

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S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス
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