2015/03/18 東証
「UBS ETF」、欧州株式市場連動銘柄を中心に UBSグループが組成する10銘柄が本日上場
本日、スイスに本拠を置くUBSグループの「UBS ETF」10銘柄(下表参照)が東京証券取引所(以下、東証)に上場しました。本日上場のETFを含めて、合計207銘柄が東証ETF・ETN市場に上場することになります。
東証ETF・ETN市場の設立当初は、日本株を投資対象とする銘柄に限定されていましたが、現在では海外株式、海外債券、REIT、商品、レバレッジ・インバース型等の様々なETF・ETNが上場しています。東証は、今後も上場ETF・ETNの一層の充実と流動性向上の実現に尽力してまいります。
本日上場した「UBS ETF」(銘柄コード:1385~1394)は、欧州株式市場に連動する銘柄が中心となっています。欧州株式市場の優良銘柄で構成されるユーロ・ストックス50®インデックスや英国市場の大型株100銘柄を対象としたFTSE100等、欧州の代表的な指標に連動する銘柄の他、世界各国の株式市場に連動するMSCIワールド・インデックスを対象指標とする銘柄など、投資家の皆様により一層の国際分散投資の機会を提供するものです。
本日東証において、当該銘柄の上場記念式典が執り行われました。
UBS ETFのグローバル・ヘッドであるクレメンス・ロイターは、次のように述べています。「UBSはグローバルでパッシブ運用の長い経験と実績を持ちます。今回上場しました『UBS ETF』は、欧州の株式市場を投資対象とした ETFを中核とし、これによりETFを通じた本格的な国際分散投資が可能となります。今後、日本国内の投資家の多様なニーズに資する商品を開発し、提供していく予定です。」
株式会社東京証券取引所代表取締役社長の清田 瞭は、次のように述べています。「『UBS ETF』10銘柄の上場を大変喜ばしく思います。今回の上場銘柄には東証市場では初めてとなる欧州全般を投資対象とする銘柄や欧州主要先進国を投資対象とする銘柄が複数含まれており、投資家の皆様の多様なニーズにより一層お応えすることが可能になったと考えています。当取引所は今後も投資家の皆様に対して、利便性の高い商品を提供できるよう努めてまいります。」
銘柄名・対象指標等
コード |
銘柄名 |
対象指標 |
売買単位 |
1385 |
UBS ETF ユーロ圏大型株50
(ユーロ・ストックス50) |
ユーロ・ストックス50®インデックス
(ネットリターン) |
1口 |
1386 |
UBS ETF 欧州株(MSCIヨーロッパ) |
MSCIヨーロッパ・インデックス
(ネットリターン) |
1口 |
1387 |
UBS ETF 欧州通貨圏株(MSCI EMU) |
MSCI EMUインデックス
(ネットリターン) |
1口 |
1388 |
UBS ETF 欧州通貨圏小型株
(MSCI EMU小型株) |
MSCI EMU小型株インデックス
(ネットリターン) |
1口 |
1389 |
UBS ETF 英国大型株100(FTSE 100) |
FTSE 100インデックス
(トータルリターン) |
1口 |
1390 |
UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除く日本) |
MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン) |
1口 |
1391 |
UBS ETF スイス株
(MSCIスイス20/35) |
MSCIスイス20/35インデックス |
1口 |
1392 |
UBS ETF 英国株(MSCI英国) |
MSCI英国インデックス
(ネットリターン) |
1口 |
1393 |
UBS ETF 米国株(MSCI米国) |
MSCI米国インデックス
(ネットリターン) |
1口 |
1394 |
UBS ETF 先進国株(MSCIワールド) |
MSCIワールド・インデックス
(ネットリターン) |
1口 |
- JDR形式での上場のため、内国株式と同様にお取引いただけます。(外国証券取引口座の開設は不要です。)
- 特定口座での取扱いが可能です。
UBSグループについて
150年余の歴史と伝統を誇るUBSは、グローバルに展開する世界有数のウェルス・マネジメント事業と、業界を主導するスイス国内のユニバーサル・バンキング事業を中核とする経営戦略の下、世界各地の個人、法人、機関投資家及びスイス国内のリテール顧客に対し、幅広い金融サービスを提供しています。インベストメント・バンク、グローバル・アセット・マネジメントの両事業とともに、UBSは資本効率を重視し、優れた構造成長と利益見通しを伴う事業に注力しています。
UBS ETFについて
UBS ETFは、UBSグローバル・アセット・マネジメントが指数連動型ポートフォリオ・マネジメントで培ってきたノウハウに基づいており、中でも30年超の経験値を有するパッシブ型運用は、UBS グローバル・アセット・マネジメントの強みです。UBS ETFは欧州でトップクラスの運用資産残高を有し、現物複製型ETF数では欧州第2位のプロバイダーです*。
UBS ETFは世界における約150の主要指数に連動する商品ラインアップを有し、株式、債券、貴金属、不動産、コモディティ、オルターナティブ、マルチアセット・ポートフォリオなど幅広いアセット・クラスを対象とした商品をご提供しています。中でも、為替ヘッジ付現物複製型ETFの豊富なラインアップを特徴としています。
UBS ETFは株式、コモディティ、債券投資でのマルチアセット・ポートフォリオにおいて、UCITS ETFを最初に提供したプロバイダーです。UBS ETFは、シンセティック複製型ETFに独自の透明性の高い「オール・イン・フィー・コンセプト」(ドラッグレベル)を採用していることにより、投資家は12ヶ月先までにかかる費用を把握することができます。
UBS ETFは次の欧州の主要証券取引所に上場しています。
イタリア証券取引所、ドイツ証券取引所(XETRA)、ロンドン証券取引所(LSE)、スイス証券取引所
* 出所:ETFGI 2014年11月
UBS ETF http://www.ubs.com/etf
- 本資料は、「UBS ETF」10銘柄の概要説明のみを目的としたもので、これらの商品の売買等の勧誘を目的としているものではございません。なお、これらの商品の売買においては、価格の変動により損失が生じるおそれがあります。売買を行われるに際しては、あらかじめ、お取引先の金融商品取引業者より交付される契約締結前交付書面又は上場有価証券等書面等の内容を十分にお読みいただき、商品の性質、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分に御理解いただいたうえで、御自身の判断と責任で行っていただきますよう、お願い申し上げます。また、UBS証券株式会社及び株式会社東京証券取引所は、本資料から得た情報を利用したことにより発生するいかなる費用または損失等の一切について責任を負いません。
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UBS証券株式会社 広報部 江口真理子
電話:03-5208-6919
株式会社東京証券取引所 上場推進部商品企画担当
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