考査の実施状況

考査中の取引参加者

現在、考査中の取引参加者は以下のとおりです。

取引参加者名
永和証券
岡三証券
GMOクリック証券
東洋証券
SBI証券
三京
シティグループ証券
ばんせい証券
  • 原則として、取引参加者に考査の実施を通知した日から50営業日間掲載します。

考査実施状況

2017年度上半期において、考査結果の通知を行った会社は以下のとおりです。

考査の種類 内  容 社数
一般考査 過去の考査結果、行政の検査結果、前回考査からの経過日数などを考慮し、考査の必要性が高いと判断される取引参加者から順次行う考査です。 13社
(うち合同検査)
日本証券業協会と当法人が同時に臨店して一体的に行う考査です。
(12社)
(うち共同考査)
他取引所と連携して行う考査です。
(3社)
フォローアップ考査 考査で認められた不備に関して改善報告書の提出を求めた取引参加者に対し、必要に応じて1年程度以内に改善状況の確認のために行う考査です。 3社
特別考査 各種情報に基づき、取引参加者の特定の事項に焦点を当てて行う考査です。 0社

不備事項の内容

当法人は、取引参加者の考査の結果、法令諸規則に違反する行為が認められた場合には、取引参加者に対して処分、注意の喚起、勧告、要請等を行っています。

2017年度上半期の注意の喚起等の状況は以下のとおりです。

不 備 事 項 事案数 うち処分、注意の喚起、
勧告又は要請
誤発注防止に関する管理不備 6 2
不公正取引防止に関する管理不備 6 1
法人関係情報に関する管理不備 2 2
口座設定約諾書に関する不備 2 2
空売りに関する不備 2 1
システムリスクに関する管理不備 2 1
信用取引に関する不備 1 1
社内検査・内部監査に関する不備 1 1
売買等規制措置に関する不備 1 0
フロントランニング防止に関する管理不備 1 0
その他 1 1
合 計 25 12

取引参加者等からの問合せ対応

考査部では、証券取引に係る法令諸規則に関し、取引参加者等からのご質問にお答えしています。
2017年度上半期におけるこうしたお問合せの状況は以下のとおりです。

区分 件数
差金決済取引 16
信用取引 10
法人関係情報 6
報告書提出 6
法定帳簿 4
空売り 3
約定訂正 3
注文管理 3
売買管理 3
先物・オプション取引 2
その他 12
合 計 68

その他活動状況

「2017年度考査計画」の公表

2017年度の考査の方針や重点項目を取りまとめた考査計画を公表しました(3月31日)。
2017年度は、取引所グループとしての専門性を発揮した考査の実施、オフサイト・モニタリング機能の発揮による実効的な考査の実施及び取引参加者の内部管理態勢の強化に向けた対応を基本方針として、①不公正取引に係る売買管理態勢の整備状況、②注文管理態勢の整備状況、③システムリスク管理態勢の整備状況、及び④顧客の信用取引等のポジションに係るリスク管理態勢の整備状況を重点項目として考査を行ってまいります。
以下を参照下さい。

考査計画

考査実務者セミナーの開催

証券会社のコンプライアンス担当者を対象に「考査実務者セミナー」を開催しました(4月17日(月)東京、19日(水)大阪、20日(木)名古屋。なお、名古屋開催は、名古屋証券取引所主催。)。
当日は、証券会社のコンプライアンス部門の役職員を中心に、約180名の方々に参加いただき、本年度の考査計画を解説するとともに、昨年度に取引所による処分が行われた売買管理態勢の不備の事例や、与信管理態勢に関して認められた不備の事例の概要を紹介し、証券会社に求められる管理上のポイントを解説しました。また、金融審議会市場ワーキング・グループでも検討が行われた「取引の高速化」に関連し、注文管理態勢に係る管理上のポイントなどについても解説しました。

情報交換会議の開催

金融庁、証券取引等監視委員会、関東財務局及び日本証券業協会の検査・監督部門担当者との間で、本年度の考査結果等について意見交換を実施しました(10月18日)。