教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS 教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS

活動レポート

2024.03.01   茨城県     出張授業
日立市立多賀中学校


卒業間近の中学3年生112名に学校の各クラスのパソコンと東証をつなぎ、オンラインで授業をさせていただきました。授業開始のぎりぎりまで、社会のご担当の先生が2年生の授業のご準備をしながら、画面越しに講師紹介をしてくださり、3年生の授業が始まりました。

日立市は日立製作所創業の地で、日立駅の横には、日立セメントの工場、日立製作所、三菱重工業など、大きな会社がたくさんある地域柄、知っている会社名を聞くと生徒さん達は、パソコンの前に出てきて、大きな声で会社名を教えてくれます。
また、知らない会社名も出てきて、「何の会社ですか」と聞くと、パソコン画面に学校で使っているルーターらしき実物を見せてくれて、そこにはしっかりと会社名が書かれていました。身の回りの物から会社名を見つけてくれて大変うれしく思いました。
皆さんに伝えたい1つとして、私たちの生活で使っている物のほとんどは、株式会社が作っていることに気付いてもらい、会社を身近に感じて欲しいと思っています。
株価の変動要因をお話しする際、ワークシートにも取り組んでもらいました。円高円安という難しい問題もありましたが、真剣に取り組んでいる姿が画面越しでもわかります。東証アローズの見学の際は、背筋を伸ばし、聞いてくれている姿が印象的でした。
いつか実際に東京証券取引所に来ていただけると嬉しいです。

卒業まであとちょっと中学生活を満喫してください。