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埼玉県にある本庄東高等学校附属中学校の中学3年生に授業をさせていただきました。コロナ禍前にもご依頼をしてくださったことがあり、5.6年ぶりにお伺いをすることになりました。山から吹く、からっ風という強風で、空気が寒いのですが、その透明な空気が校舎の大きな窓から差し込む陽の光をより鮮明なものにし廊下を光らせ、目線を上げると群馬県の赤城山などが見え、空が広く感じられとてももいい環境です。

1時間目は、温かい体育館で、学年全体に「株式会社のしくみ」をお話し、その後は、クラスごと「ブルサ」というニュースを聞いて架空の株式を売買するボードゲームを体験してもらいました。
円高・円安の問題を出すと、「考えたくな～い」「もうダメ！」と大きな声が聞こえましたが、友達と話し合いながら諦めず取り組んでくれる姿が印象的でした。
この授業の前に、ちょうどテストを返されたクラスもあったようで、そのテストにタイムリーに為替の問題が出題されていたようで、もう考えたくないという声にも頷けました。
皆さんが、仲が良く、おおらかで、元気という印象は、温かく見守る先生方そしてこの環境が育んでいるからなのだと強く感じられる学校でした。