天皇陛下のご即位をお祝い申し上げます

天皇陛下(当時皇太子殿下)は、2004年7月23日に東京証券取引所をご視察されました。陛下は午前10時頃に到着され、取引所業務等について説明を受けられた後、施設(Arrows)をご視察され、株式の模擬売買を体験できるコーナーでは、架空の経済ニュースや所持金をもとに実際に機械を操作し擬似体験もされました。その後11時45分過ぎに東京証券取引所を御発されました。
ご即位を記念し、その時のご様子を掲載させていただきます。

また、2004年10月13日に、国際取引所連合東京総会ガラ・ディナーにもご臨席いただき、以下のお言葉を賜りました。

(実際には英語でお述べになられており,掲載しているお言葉は仮訳になります。)

ここ東京に世界各国の証券取引所を代表する方々が集われ,国際取引所連合の年次総会が成功裡に開催されたことをうれしく思います。

17世紀に,国民経済の近代化とともに誕生した証券市場は,3世紀の時を経て,一国の社会・経済活動に欠くことのできない「国民の財産」と言われるまでに発展してまいりました。

証券市場は,証券を発行する企業体と資金を提供する投資者とを,直接的に結びつけるものですから,その中枢を担う取引所には,企業の方々に積極的,かつ正確に情報を公表していただいたり,投資者の皆さんの証券投資に対する理解を深めていただくなど,大切な使命がたくさんあるものと思います。

私はかねてより世界の水運について関心を持っていました。水運の拠点は,すなわち交易の中心であり,そこには商業が栄え,金融という分野で経済活動を支える証券市場が発達します。実際,東京証券取引所のある場所の周辺は古くから商業の町として開け,今も運河がめぐり,また,すぐ近くには,江戸時代の昔,御船手奉行の屋敷にちなんだ「海運橋」という名の史跡も残されているなど,興味が尽きません。

証券市場の活動が国境を越え,海を越え,大きく広がっている今日,世界の主要取引所の代表が一堂に会し,相互理解を深めることはますます重要になっていると思います。これを機会に,証券市場が「世界の財産」と言われるようになるよう,皆さんが一層の力を尽くしていかれることを期待し,私のあいさつといたします。

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