JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

2月

新上場デリバティブ清算システムを稼働(2月13日)

日本証券クリアリング機構は、2月13日に、清算サービスの質的向上を通じた清算機関としての競争力の向上や新商品への対応力強化など、清算サービスの提供範囲の拡大を目的として、上場デリバティブ清算機能等のシステムリプレースを実施しました。
今回のシステムリプレースにあわせて、業務においてもグローバルに採用されている清算・決済制度の導入や高頻度でより細分化された高度なリスク管理の実施を実現しています。
日本証券クリアリング機構では、今後も清算サービスの質的向上や提供範囲の拡大に取り組んでまいります。

企業価値向上表彰大賞を決定(2月15日)

東京証券取引所は、第6回企業価値向上表彰の大賞受賞会社として「塩野義製薬株式会社」を選定しました。 塩野義製薬株式会社は、投資者との対話に積極的に取り組み、そこで得られた知見を自社の経営管理に活用することで持続的な企業価値の向上を実現するなど、「企業価値向上経営」を特に高いレベルで実践していると認められたことから、大賞に選定しました。3月5日(月) に大賞及び優秀賞3社の表彰式を東証アローズにて開催予定です。

「健康経営銘柄2018」を選定(2月20日)

東京証券取引所は、経済産業省と共同で「健康経営銘柄2018」を選定しました。 「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。 本取組では、東京証券取引所の上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定し、投資家にとって魅力ある企業として紹介をすることを通じ、企業による「健康経営」の取組を促進することを目指しております。 第4回目となる今回は、26業種26社が選定されました。

「上場会社における不祥事予防のプリンシプル」(案)を公表(2月21日)

日本取引所自主規制法人は、2月21日から3月14日までの期間に「上場会社における不祥事予防のプリンシプル(案)の策定についてのパブリック・コメントの募集を開始いたしました。
本プリンシプルは、近年、上場会社における多くの不祥事が表面化し、企業の社会的評価・企業価値を毀損するだけでなく、資本市場の信頼性が損なわれかねない状況であることを受けて策定するもので、各上場会社において自社の実態に即して創意工夫を凝らし、より効果的な取組みを進めていただくための指針として活用していただくことを期待します。

「J-REITファン2018」の開催(2月24日)

2月24日、東京証券取引所、株式会社日経ラジオ社、株式会社プロネクサス3社主催の「J-REITファン2018」を東証アローズにて開催しました。「J-REITファン2018」には、不動産投資法人13社、インフラ投資法人4社、証券会社1社が参加し、ブース出展のほか、IRセミナーや講演も行われました。また、昨年を上回る約800人の個人投資家の皆様にご来場いただき、IRセミナー、講演で立ち見がでるなど盛況なイベントとなりました。
東京証券取引所では、「J-REITファン」初の地方開催となる「J-REITファンin大阪」の開催など、J-REIT市場及びインフラファンド市場における個人投資家層の裾野拡大に向けた活動に取り組んで参ります。

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