JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

9月

「東証上場の森」創設15周年記念セレモニー等を開催(9月13日)

日本取引所グループは、CSR活動の一環として、2004年に秋田県由利本荘市矢島町に創設した植樹林「東証上場の森」の15周年を記念し、9月13日に記念セレモニーを開催しました。本セレモニーでは、由利本荘市及び本荘由利森林組合への記念品授与のほか、15周年にちなみ15本の植樹を行いました。また、矢島町の小・中・高等学校において、株式会社の仕組みや役割を学んでいただく出前授業を実施しました。
また、翌14日には、渋沢栄一の玄孫にあたる渋澤健氏をお招きして「人生100年時代を生きる~渋沢栄一100の訓言~」と題した記念講演会を同市にて開催し、多くの地元の方にご参加いただきました。

福井県鯖江市・鯖江商工会議所主催の「キッズカンパニー in Sabae」(起業体験プログラム)を支援(9~11月)

未来を担う子供たちが「起業」を体験する活動「キッズカンパニー in Sabae」が9月14日より福井県鯖江市で始まりました。本活動では「模擬店をやって終わり」といった内容ではなく、企業経営に関する実務に本格的に取組む実践的な金融経済教育として東京証券取引所が支援を行っています。
何が売れるか自分たちで考え、実際に商品や現金を扱い、利益確保を目指すことで、お金を稼ぐ苦労と喜び、さらに投資の意義や社会の仕組みを知ることができ、児童たちにとって有意義な経験になるとの期待が現地からも寄せられています。

ETFマーケットメイク制度Version 2.0の対象銘柄の追加を実施(9月17日)

東京証券取引所では、本年10月1日に、ETFマーケットメイク制度について一部改正し、ETFマーケットメイク制度Version 2.0(以下「Version 2.0」という)の対象銘柄の追加を行います。
本年4月1日より実施しているVersion 2.0は、マーケットメイカーが常に1億円以上の注文を板上に提示することで、各アセットクラスを代表する「スター銘柄」を育成し、様々な投資家のETF利用が進むことを狙ったものです。今回の改正では、これまで設定されていたTOPIX、日経平均株価、・外国株や外国債券のETFに加え、投資家のニーズが高い、REIT ETFや米国社債ETF等の計6銘柄を新たに対象とすることで、ETF市場の一層の利便性向上を目指しています。
対象銘柄では、流動性の一層の向上により、より適切な価格で即時に売買ができるようになることが期待されます。東京証券取引所では、今後も引き続き、投資者にとって利便性の高い市場の振興に努めて参ります。

株式会社東京商品取引所株式に対する公開買付けの結果を公表(9月25日)

本年8月1日から9月24日までの間、株式会社東京商品取引所株式に対する公開買付けを実施しておりましたが、最終的に約97%の応募をもって終了しました。公開買付けの結果、10月1日付けで東京商品取引所は、日本取引所グループの子会社となりました。なお、10月1日以降、速やかに売渡請求の手続きを実施し、東京商品取引所は、11月1日に完全子会社となる予定です。