JPXマンスリー・ヘッドライン

JPXグループ各社では、市場利用者の皆様により魅力の高い市場をご提供するため、様々な取組、情報発信などを行っています。これらを毎月コンパクトにまとめ、皆様にお届けします。

7月

投資教育ウェブサイト「北浜投資塾」のリニューアルオープンについて(6月30日)

大阪取引所は、先物・オプション取引について動画で学べる投資教育ウェブサイト「北浜投資塾」をリニューアルオープンいたしました。今回のリニューアルでは従来の指数先物・オプション投資家および株式投資家向けの動画・コンテンツに加え、2020年7月に大阪取引所へ移管された金やプラチナといったコモディティについても広く学べる情報サイトとなりました。今後も北浜投資塾では15分程度で気軽に学べる短編動画やセミナー動画のほか、コラムや記事についてもコンテンツを追加予定です。ぜひご期待ください。

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arrowheadシステム基礎情報のサービス提供開始について(7月3日)

東京証券取引所は、オルタナティブデータ提供サービスの一環として、現在株式売買システムarrowheadの各種データについて有償でのサービス提供を、8月3日から行うことといたしました。このサービスでは、arrowheadのサーバ利用状況、処理件数等のデータなどarrowheadに係るシステム基礎情報を提供いたします。
これらのデータ提供を通じて幅広い市場利用者にとって、arrowheadシステムの透明性や、市場の利便性を向上させることを目的としています。
お客様の希望する利用方法に応じ、日々最新のデータを提供する通常サービスと、過去の特定の期間に係るデータを参照することができるスポットデータサービスを選択できます。

総合取引所、始動(7月27日)

7月27日、東京商品取引所に上場していた貴金属、ゴム及び農産物の先物・オプションを大阪取引所へ移管いたしました。合わせて日本証券クリアリング機構と日本商品清算機構の統合を完了し、総合取引所として本格的に始動しました。
一つの取引所で取引できる商品数の拡大、また、清算機関の統合により信用力が一層強化されたことで、投資家の利便性や市場の流動性の向上につながることを期待しております。

2020年度第1四半期決算の公表(7月29日)

日本取引所グループは、2020年度第1四半期決算を公表しました。
営業収益は、現物や金融デリバティブの出来高が前年同期を上回ったことなどから、前年同期比35億円増(+12.4%)の326億円となりました。
また、営業費用は、新型コロナウイルス感染拡大の中でも安定的な市場運営を継続するための対応策を講じたことなどから、同15億円増(+11.7%)の152億円となりました。
この結果、営業利益は、同21億円増(+13.0%)の183億円 、四半期利益(親会社の所有帰属分)は同13億円増(+12.8%)の120億円となりました。