サステナビリティ推進本部長メッセージ

近年、資本市場分野においては、企業の持続可能性(サステナビリティ)や中長期的な企業価値を評価するという観点から、ESG(環境、社会、ガバナンス)の要素を考慮した投資(ESG投資)が急速に広まってきています。

日本取引所グループ(以下、JPX)では、これまでサステナビリティ関連の取組みとして、コーポレートガバナンス・コードの策定、ESG関連の指数の算出やETFの上場、インフラファンド市場の開設、女性活躍や健康経営を推進する企業の選定などを積極的に推進してきました。

また、JPXは2017年に取引所のグローバルネットワークである国連のサステナブル・ストック・エクスチェンジ(SSE)イニシアティブに参加しており、2018年に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に支持の意を表明しました。

こうした取組みをより推進していくための全社横断的な組織として、JPXは2018年にサステナビリティ推進本部(本部長:清田 瞭)を設置しました。
同推進本部の元で、JPXは主に市場運営会社として、ESG投資の普及に向けて国内外の関係機関や投資家、上場会社等と連携し、国内外におけるサステナビリティ関連の活動の調査、施策の企画・立案、実行と、その取組みに関する対外的な情報発信を進めてまいりました。主要な取組みとしましては、2020年に、上場会社の自主的なESG情報開示を支援するために「ESG情報開示実践ハンドブック」を作成・公表し、さらに「JPX ESG Knowledge Hub」を開設いたしました。

この度、JPXは、サステナビリティに係る取組みの更なる充実を図る観点から、2021年4月、サステナビリティ推進部を新設しました。今後は、市場運営会社としての取組みをさらに積極的に推進するとともに、上場会社JPXとしても、いわゆるカーボンニュートラルをはじめサステナビリティに関連した諸課題について、必要な対応を加速させてまいります。

今後ともご理解、ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

株式会社日本取引所グループ
取締役兼代表執行役グループCEO
サステナビリティ推進本部長
清田 瞭