証拠金

証拠金計算例

証拠金計算のイメージです。(すべてSPAN®によって計算された額は仮定しております。)

以下のポートフォリオを所有しているとします。

日経225 TOPIX
先物9月限 先物12月限 オプション9月限
権利行使価格
13,000円コール
先物9月限
5 10 3 0 1 0 3 1
ネット・ポジション 5 3 1 2
限月ネット・ポジション 2
スプレッド数 3

まず、日経225、TOPIX それぞれのポジションにおけるリスク額(予想最大損失額)を計算します。
日経225のポジションは、先物2単位買い、オプション1単位売りとなり、
リスク額(日経225) = 90万円 になったとします。

TOPIXのポジションは、先物2単位売りとなり、
リスク額(TOPIX) = 100万円 になったとします。

次に、実際には限月間の価格変動は異なってくることを考慮するため、商品内スプレッド割増額を計算します。
日経225グループの1単位当りの商品内スプレッド割増額 = 10万円 と仮定します。

ここでの商品内スプレッド割増額は、スプレッド数を乗じて、
商品内スプレッド割増額 = 10万円 × 3単位 = 30万円 になります。

また、日経225とTOPIXのように原資産が異なる場合でも価格変動に正の相関関係があり、リスクを相殺することができるため、商品間割引額を計算します。
商品間割引額 = 70万円  になったとします。

以上の額を加減することにより、SPAN証拠金額が計算されます。(実際には売りオプション最低証拠金額と比較して、大きい方をSPAN証拠金額とします。)
SPAN証拠金額 = (90万円 + 30万円 - 70万円) + (100万円 - 70万円) = 80万円 となります。

次に、ネット・オプション価値を計算します。
その日の上記オプション清算値段が900円になったとすると、ネット・オプション価値の総額は、
ネット・オプション価値の総額 = 買いオプション価値の総額 - 売りオプション価値の総額
= (0単位 - 1単位) × 900円 × 1,000円 = -90万円
 となります。

よって必要な証拠金所要額は、
証拠金所要額=SPAN証拠金額 - ネット・オプション価値の総額 = 80万円 - (-90万円) = 170万円 となります。

  • 実際の計算とは若干異なります。