第7回(2018年度)表彰会社
区分 |
会社名 |
コード |
市場区分 |
業種 |
大賞 |
ダイキン工業株式会社 |
6367 |
市場第一部 |
機械 |
優秀賞 |
アサヒグループホールディングス株式会社 |
2502 |
市場第一部 |
食料品 |
優秀賞 |
日本電産株式会社 |
6594 |
市場第一部 |
電気機器 |
優秀賞 |
ユニ・チャーム株式会社 |
8113 |
市場第一部 |
化学 |
大賞の選定理由
1.企業価値向上の実現に向け、経営目標・指標等が、資本コストを意識したものであり、長期にわたり首尾一貫している
- 1999年に改訂した中期経営計画において「率の経営」を掲げて以来、資本コストを念頭においた経営を推進。
- DVA(ダイキン流経済的付加価値)、ROE、ROA、ROICといった複数の資本生産性指標を設定・活用。
- なかでも、ROE及びROAは、経営目標として、継続的に対外公表。
- 現在のROE目標値は、自社の資本コストを大きく上回る水準(14%)を設定。ROE実績は2013年3月期には7.8%だったが、直近3事業年度(2016年3月期~2018年3月期)には13.4%、14.5%、15.7%と大きく躍進。
2.企業価値向上の実現に向け、経営管理の仕組みが、資本コストを意識したものとなっている
- 【新規投資採択】
NPVやIRRを用いるなど、資本コストを踏まえた投資判断を実施。
- 【既存事業管理】
中期経営計画の着実な達成に向け、部門別の予実管理指標としてROICを活用。
3.資本コストを意識した経営目標・指標及び経営管理の仕組みについて、その社内浸透に力を注いでいる
- 2000年頃より社内報においてROEやDVAなどの経営指標や資本コスト、企業価値について解説しているほか、ROICツリーにより、各自の業務が経営指標の改善や企業価値向上にどう結びつくかを啓蒙するなど、社内浸透策を継続。
- マネージャー以上の役職者向けには、定期的に資本コスト概念の説明を行うとともに、近年は海外のマネージャー向けに日本語以外の資料も作成しグローバルでの浸透も推進。
第7回(2018年度)表彰候補50社について
自社の資本コストを認識して経営に取り組むなど、投資者の視点を強く意識して企業価値の向上を目指す経営を実践している50社を、表彰候補として選定しています。
詳細につきましては下記プレスリリースをご覧ください。
第7回企業価値向上表彰の表彰候補会社(50社)の公表について
(2018年8月27日付 プレスリリース)
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表彰候補50社の株価パフォーマンスの推移(第7回表彰)
第7回表彰の選考対象期間(財務数値の参照期間)の最初の営業日(2013/4/1)を起点(100)として、表彰候補50社の日々の終値ベースでの株価の変化率を単純平均してグラフ化しております。
また、同じ時点を起点とする日経平均株価及びTOPIXの変化率の推移も併記しております。
注意事項
- 本情報はあくまで参考情報であり、投資等の勧誘を目的にしたものではなく、いかなる有価証券の価値を保証するものではありません。最終的な投資判断は利用者ご自身でお願いいたします。
お問合せ
株式会社東京証券取引所 上場部 上場会社表彰選定委員会事務局
電話:03-3666-0141(代表)