4つの特徴をご紹介

CME原油先物取引

投資家ニーズの国際化、多様化及び高度化等を踏まえ、2021年9月21日、CME原油等指数を取引対象としたCME原油先物(正式名称:CME原油等指数先物)を上場しました。

CME原油先物とは

CMEグループの中核をなすニューヨーク・マーカンタイル取引所市場において取引されている3つのエネルギー先物(WTI先物(原油)、RBOB先物(ガソリン)、ULSD先物(ヒーティングオイル))から構成される指数であるCME原油等指数を対象とする先物取引です。
米国の主要な3つのエネルギー関連先物を、CME原油先物を通じて、まとめて国内でお取引いただけます。また、取引制度は日経225miniと類似し、投資家の皆様に馴染みのある商品設計となっています。

CME原油等指数

CME原油等指数は、米国を本拠とし、世界各国でデリバティブビジネスを展開しているCMEグループの中核をなすニューヨーク・マーカンタ イル取引所(NYMEX)の中でも、エネルギー部門で特に人気が高い「WT I原油」、「ガソリン」、「ヒーティングオイル」の3つの先物価格を基に、CMEが2020年8月より算出している新しい指数です。

CME原油先物の4つの特徴

特徴1 WTI原油先物と高い相関があります

CME原油等指数とWTI原油先物の直近限月の価格の相関係数は「約0.9995」※です。相関係数が1に近いほど似たような値動きをしていることを意味しますので、非常に似た値動きをしていることがわかります。このため、WTI原油先物の代わりにCME原油先物を活用することも検討できます。
※計算期間:2020年8月~2021年5月

特徴2 為替を気にせず円建てで取引できます

海外の取引所に上場している商品に投資をする場合、現地通貨建ての取引となる場合がありますが、CME原油先物は、「円」でお取引できます。

為替手数料がかからないうえ、ドル円相場の変動による収益のブレを気にすることなく、指数の変動が直接リターンとして円建てで得られます。証拠金も円建てで計算されるので、ポジション保有にかかるコストがより明確にわかります。

特徴3 最終決済は現金で行うため、現物のやり取りがありません

CME原油先物は、決められた期日(取引最終日)までに市場価格で反対売買(転売又は買戻し)を行って清算するか、最終決済期日に、約定価格と最終清算数値の差額で現金清算(差金決済)することで、取引が終了します。このため、決済のために実物の原油を用意したり、代金を支払って、原油を受け取ったりすることはありません。

特徴4 大阪取引所の先物・オプションと同じ口座で取引できます

先物・オプション口座で投資できる商品に、CME原油先物が加わりました。

先物・オプション口座内では、各取引の損益が一元的に管理され、また、取引ごとに証拠金を振り替えることなく各取引の損益が一元的に管理され、また、取引ごとに証拠金を振り替えることなく利用できます。既に先物・オプション口座をお持ちのお客様は新規口座開設をせず、お取引できます※。

※取扱商品に関しては、証券会社又は商品先物取引業者 (金融商品取引等業者)へお問い合わせください。

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CME原油先物 制度概要
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