議決権を行使しよう

株主として意見や意思を伝えようとする場合、株主総会に直接出席して質疑応答に参加したり議決権を行使し決議に参加することが考えられます。

しかし、株主総会は開かれたものへと改善はしつつあるものの、いまだその開催日はほとんどが平日であり平日仕事をしている人などは株主総会に直接参加することは難しいというのが現実です。
また、日本の会社の決算期は3月に集中しているため、開催日が分散化する傾向にはありますが、いまだ1000社近くの上場会社が同日に株主総会を開催しているというのが実情で、複数の会社の株主になっており、それらの会社が同日に株主総会を開いた場合参加することはできません。

そこで、自分の意思を伝えるため、議決権だけでも行使してはどうでしょうか。
その方法としては、

議決権行使

書面による投票‥「議決権行使書」を郵送することにより決議に参加することができます。
電子投票を利用する‥インターネットが急速に普及し、例えば個人投資家の株式の売買の9割はインターネットを通じて行われていると言われています。議決権行使においても株主が簡単に決議に参加できるよう、最近では積極的に「電子投票」を採用する上場会社が増えてきています。

電子投票採用会社数

電子投票採用会社数

出典:ICJ社による調査