2018/06/25 東証
売買の取扱いについて:日本海洋掘削(株)株式
当取引所は、日本海洋掘削(株)株式(コード1606、以下「同社株式」といいます。)を整理銘柄に指定し、7月23日に上場廃止する旨を公表しておりますが、同社株式の本日(25日)の売買では、制限値幅の下限値(979円)において、大幅な売り越しとなり、ストップ配分によらない方法によって約定値段が決定するまでに時間がかかることが想定されます。
上記の状況に加え、同社株式に係る売買可能期間が限定的であることを踏まえると、需給合致値段への移行を速やかに行ったうえ、整理売買期間における継続的な売買機会を早期に提供することが適切であると考えられます。
上記の観点から、当取引所は下記のとおり呼値の制限値幅の撤廃及び基準値段の変更を行うことを決定いたしましたので、ご連絡申し上げます。
1.呼値の制限値幅の撤廃及び基準値段の変更について
6月26日(火)から同日以降最初の約定値段が決定される日まで、呼値の制限値幅の下限を撤廃することとします 。また、6月26日(火)における基準値段については、500円を設定することとし 、注文可能な値幅を以下のとおりとします。
日本海洋掘削(株)株式(コード 1606) |
基準値段 |
500円 |
値幅上限値 |
600円 |
値幅下限値 |
1円 |
2.気配の更新について
特別気配については、通常値幅・3分間隔で更新します。
3.ストップ配分について
1円の売特別気配又は600円の買特別気配を表示したまま、午後立会の終了時間を迎える場合には、いわゆるストップ配分が適用されることとなります。
制限値幅が撤廃及び基準値段が変更されることにより、注文状況によっては、通常は予想されない価格で売買が成立する場合がありますので、顧客への周知については万全を尽くされますよう、宜しくお願い申し上げます。
お問合せ
株式会社東京証券取引所 株式部株式総務グループ
電話:03-3666-0141(代表)