2015年5月25日（月）に、日経平均オプション取引について、既存の第2金曜日に満期を迎える限月取引（以下「通常オプション」といいます。）に加えて、通常オプションが設定されていない各週の金曜日に満期を迎える限月取引（以下「Weeklyオプション」といいます。）を新規に設定することを予定していますが、制度・運用に係る留意事項を、以下のとおりお知らせします。
取引開始日に設定される限月取引及びその取引最終日は、以下のとおりです。
なお、限月交代の際は、変更内容を事前にお知らせします。
| 限月取引 | 取引最終日 |
| 2015年5月第5週限（注） | 2015年5月28日（木） |
| 2015年6月第1週限（注） | 2015年6月4日（木） |
| 2015年6月第3週限（注） | 2015年6月18日（木） |
| 2015年6月第4週限 | 2015年6月25日（木） |
通常オプションと同様に、ストラテジー取引を行うことができます。
なお、Weeklyオプションと通常オプションを同一の構成銘柄として指定することはできませんので、御留意ください。
通常オプションと同様となります。取引開始日から2015年5月29日（金）の日中立会までの期間に適用する制限値幅は、以下のとおりです。
なお、制限値幅は、原則3か月に一度見直します。具体的には、3月、6月、9月及び12月の第1取引日に見直しを行い、見直し内容は事前にお知らせします。
| 通常時 | 第一次拡大後 | 第二次拡大後 |
| 1,940円 | 2,480円 | 3,010円 |
取引開始日における呼値の制限値幅の基準値段は、取引開始日の前営業日（2015年5月22日（金））に別途、お知らせします。
なお、取引開始日の翌営業日（2015年5月26日（火））以降の基準値段については、通常オプションと同様、前取引日の清算価格となります。
通常オプションと同様、立会における直近の約定値段の上下10ティックとします。
通常オプションと同様、日経225先物取引において、取引の一時中断（サーキット・ブレーカー）が発動した場合には、連動して取引を中断し、制限値幅の上限及び下限を拡大します。
通常オプションと同様、Ｖ±Ｚ×8％とします。
【Ｖ：直前の理論価格】
【Ｚ：前取引日の日経平均株価（日経225）の終値】
通常オプションと同様、以下のとおりとします。
| 立会 | ストラテジー | J-NET |
| 5,000単位 | 5,000単位 | 10,000単位 |
通常オプションの新規・追加設定の公表に併せて、新規・追加設定を行う日の前営業日の16時頃に、公表します。
追加設定を行う日が、取引最終日と同一の週に属する場合においても、追加設定を行います。
また、既存の通常オプション（注）についても、2015 年5月25 日（月）以降同様の取扱いとしますので、御留意ください。
各限月取引に係る取引最終日の到来及び取引の開始についてのお知らせは、従前のマーケットニュース（「指数先物取引等に係る取引最終日の到来等」）に併せて、各月の第2金曜日の属する週の前週の水曜日（休業日の場合は繰上げ）に行います。
取引最終日が到来する個別の銘柄について、事前にお知らせは行いません。
なお、既存の通常オプション及びTOPIX オプションについても、2015 年5月25日（月）以降、取引最終日の属する週の週初における、従前のお知らせは行いませんので、御留意ください（注）。
取引最終日の翌営業日における特別清算数値は、J-GATE より15 時15 分頃に配信します。
併せて「SQ値（特別清算数値）」においても15 時15 分頃に公表します。
Weeklyオプションに係る取引参加者別取引高及び取引参加者別建玉残高は、開示対象外とし、投資部門別取引内容についても報告及び開示対象外とします（注）。
Weekly オプションに係る先物・オプション取引識別コード（9桁コード（注））の設定仕様において、「限月コード」については、各年の第1週（1月第1週）の金曜日の属する週に満期を迎える限月取引を「40」とし、その後は、通常オプションが満期を迎える週を飛ばして、1ずつ加算することとしています。
なお、取引開始日に設定される限月取引については、年中のタイミングで導入されるため、「40」から付番されるのではなく、以下のとおり「56」から付番されることとなるため、御留意ください。
| 限月取引 | 限月コード |
| 2015年5月第5週限 | 56 |
| 2015年6月第1週限 | 57 |
| 2015年6月第3週限 | 58 |
| 2015年6月第4週限 | 59 |
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