JPXからのお知らせ

2023/11/16 JPX総研 日立製作所によるデジタル環境債の発行に向けた協業について

 

株式会社日立製作所(以下、日立製作所)、株式会社JPX総研(以下、JPX総研)、野村證券株式会社および株式会社BOOSTRY(以下、BOOSTRY)は、日立製作所による、IoTやブロックチェーン基盤などのデジタル技術を用いた「グリーン・デジタル・トラック・ボンド(デジタル環境債)」の発行に向けて、協業をします。
日立製作所は、本デジタル環境債によって調達した資金を、省エネルギービルのプロジェクトに充当する予定です。
日立製作所は、調達した資金使途の透明性を高めるため、日立製作所とJPX総研が開発したグリーン・トラッキング・ハブを活用して、資金充当した省エネルギービルのエネルギー消費量を自動的に計測し、ベンチマーク比でのCO2排出削減量、エネルギー削減量に換算、データ開示を行います。これにより、投資家がいつでも外部からモニタリングでき、年次のレポーティングだけではない高い透明性をめざします。また、BOOSTRYへのデータ連携を行い、ibet for Fin上にエネルギー削減量やCO2排出削減量を記録することで、データの透明性・適時性を高めることが可能となります。
なお、デジタル環境債の発行は、株式会社日本取引所グループに続いて、国内では2例目となります。

詳細につきましては、添付資料をご覧ください。

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電話:03-3666-1361(代表)