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株式会社日本取引所グループ(以下「JPX」)とアジア開発銀行(以下「ADB」)は、本日、アジア太平洋地域におけるサステナブル・ファイナンスの推進や金融サービスにおけるデジタル技術等の分野において、互いに協力するための覚書を締結しました。
近年、アジア太平洋地域においてもサステナビリティの推進、フィンテックの活用及びESGに関する課題を解決しうる技術を有するスタートアップの支援に係る重要性は、ますます高まっています。こうした状況のもと、JPX及びADBは、相互の中長期的課題や目標を共有しながら協議を行い、以下の取組み等について相互に連携・協力することに合意しました。
主な取組み内容
等
山道裕己(やまじひろみ)日本取引所グループCEOは、「この度、アジア開発銀行との間で、アジア太平洋地域におけるサステナブル・ファイナンスの推進等に向けて協働することに合意できたことを大変嬉しく思います。これにより、アジア開発銀行及びその支援先の皆様にJPXが運営する市場サービス、テクノロジーを積極的に活用していただき、アジア太平洋地域の経済発展に寄与していきたいと思います。」と述べています。
浅川雅嗣(あさかわまさつぐ)アジア開発銀行総裁は、「MOUを機に、ADBとJPXは強靭な国内資本市場の発展を強化するために国際的な協力を築き、ADB加盟途上国が持続可能な成長を推進する上で素晴らしい機会を提供することになる、と確信しています。この協力のプラットフォームは、アジア太平洋地域においてSDGs目標を達成するための民間資金の流れを動員するため、革新的なテクノロジーやソリューションの活用にかかる知見共有により、ADB加盟途上国で持続的な環境整備が行われることを支援します。」と述べています。
JPX及びADBは、今後JPXが有するソリューションを活用することで、ADB及びADBが支援する国・地域及び民間セクターにおける課題の解決、ひいてはアジア太平洋地域の更なる経済発展に寄与してまいります。
覚書の調印式にてJPXの吉田正紀執行役(グローバル戦略担当)(左)とADBのウーチョン・ウム事務総局長(右)
お問合せ
株式会社日本取引所グループ グローバル戦略部
電話:03-3666-1361(代表)
アジア開発銀行 メディアセンター
電話:+63-2-8632-4444(英語による対応)