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JPXからのお知らせ

2026/11/05 JPX総研 株式会社スマートラウンドへの出資について

 

JPX総研は、株式会社スマートラウンド(以下「スマートラウンド」)が発行する新株予約権の引受及び既存株主からの株式の譲受を通じ総額約3億円を出資しました。あわせて、①非上場株式の流通・流動性向上、②非上場株式取引に係るデータ基盤と市場インフラの連携、③スタートアップ及びその株主・投資家への情報提供の3つのテーマについて検討する覚書を締結しましたので、お知らせします。

出資の理由

JPX総研並びにその親会社である日本取引所グループ及びその子会社(以下「JPXグループ各社」)は、広く金融資本市場の利便性の向上等を通じて市場の持続的な発展を図り、豊かな社会の実現に貢献することを使命としています。

日本における上場前後の企業や投資家を取り巻くエコシステムには、スタートアップへの成長資金の供給拡大と、投資資金が循環する仕組みの構築という課題があります。東京証券取引所が設置した「グロース市場の発展に向けた検討会」でも、グロース市場上場後における高い成長の実現に向けた課題の一つとして、上場前のスタートアップ株式(非上場株式)の取引機会が限られていることが指摘されています。

こうしたなか、スマートラウンドは、これまで、スタートアップと投資家をつなぎ、資本政策・株主管理・ストックオプション管理や投資先管理など双方の実務を効率化するデータ作成・共有プラットフォーム「smartround」を展開してきました。さらに本年10月2日からは、同サービスの事業基盤をもとに、子会社であるスマートラウンド証券株式会社(以下「スマートラウンド証券」)を通じて、非上場株式のセカンダリー取引(※)をスタートアップの成長戦略に組み込む「SPO(Secondary Private Offering)」サービスの提供を開始しています。

  • 既存株主が保有株式を新しい投資家に譲渡すること(非上場株式の売買)

今回、JPX総研はスマートラウンドへの出資を通じて、非上場株式のセカンダリー取引の環境整備等を支援し、ひいては、日本における上場前後の企業や投資家を取り巻くエコシステムの構築・改善に取り組んでまいります。

今後検討する連携テーマ

両社は、以下の3つのテーマを中心に協議を行い、連携の具体化を進めてまいります。

  1. 非上場株式の流通・流動性向上に関する取組みにおける連携
  2. スマートラウンド及びスマートラウンド証券が提供するサービス機能・データ基盤とJPXグループ各社が運営又は提供する市場インフラ・情報サービスとの連携
  3. スタートアップ及びその株主・投資家に向けた情報提供、サービスの相互紹介その他の連携施策

スマートラウンドの概要

名称 株式会社スマートラウンド
所在地 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号
事業内容 スタートアップと投資家間のやり取りを効率化するデータ作成・共有プラットフォーム「smartround」の運営、バックオフィス支援サービスの提供、及び子会社を通じた非上場株式のセカンダリー取引の支援
設立年月日 2018年5月30日
会社HP 株式会社スマートラウンド

参考:“JPX Ventures”~JPX総研が担うCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)機能

JPX Venturesは、スタートアップへのマイノリティ出資と協業を通じて、JPX市場の魅力向上に繋がる「戦略的リターン(事業共創)」の最大化を目指す、JPX総研フロンティア戦略部の社内組織です。
本年4月から活動を本格化させてきましたが、スマートラウンドへの出資がJPX Venturesとして最初の出資案件となります。
今後も、金融資本市場の未来を切り拓くイノベーションの創出に注力し、私たちのビジョンの実現を加速してまいります。

お問合せ

株式会社日本取引所グループ 広報・IR部
電話:03-3666-1361(代表)