「責任ある企業行動とESG投資」シンポジウム

一覧に戻る

2018年9月4日、「責任ある企業行動とESG投資」シンポジウムを開催しました

株式会社日本取引所グループと株式会社アラベスク・アセットマネジメントは、ジョン・G・ラギー教授の来日にあわせ、『「責任ある企業行動とESG投資」シンポジウム-ジョン・G・ラギー教授「ビジネスと人権に関する国連指導原則」の観点から-』を東京証券取引所において開催いたしました。
ジョン・G・ラギー教授は、2005年にコフィ・アナン国連事務総長から指名され、「人権と多国籍企業及び他の企業の問題に関する国連事務総長特別代表」に就任し、その後6年間にわたって、ビジネスと人権の観点から、持続可能な社会の実現のために精力的に活動されました。ラギー教授の取りまとめた「ビジネスと人権に関する国連指導原則(ラギー原則)」は、日本企業にも大きな影響を及ぼしています。ラギー教授は現在、ハーバード大学のケネディ・スクールにおいて人権および国際関係学を専門とし、ロースクールにおいては国際法律学教授として教鞭をとっていらっしゃいます。また、2017年9月に、独自手法で企業のESG評価を行い、そのサービスを他社へ提供するアラベスク・アセットマネジメントの非常勤取締役に就任されました。
本シンポジウムでは、ラギー教授に加え、サステナビリティに関して先進的な取組みをしている企業、金融機関、省庁など、幅広い方々にご登壇いただきました。日本の上場会社の方々を中心に、400名以上にご参加いただき、大変ご好評いただきました。

プログラム

プログラム登壇者
【開会挨拶】株式会社日本取引所グループCEO 清田 瞭
【基調講演】
Money, Millennials and Human Rights: Sustaining ‘Sustainable Investment’(お金、ミレニアル世代、そして人権:「持続可能な投資」を持続するには)
ジョン・G・ラギー教授
【セッション1】
責任ある企業行動

責任ある企業行動として人権の尊重に取り組まれている企業の方々から、活動の具体的事例をご紹介いただきました。
伊藤 裕理氏(株式会社日立製作所 サステナビリティ推進本部 CSR部部長)
室 俊幸氏(味の素株式会社 広報部 ダイレクトコミュニケーショングループ CSRチーム長・シニアマネージャー)
松古 樹美氏(オムロン株式会社 サステナビリティ推進室 エンゲージメント推進部長)
柳田 康一氏(花王株式会社 ESG部門副統括)
コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授
モデレーター:山田 美和氏(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 法・制度研究グループ長)
【プレゼンテーション1】
SDGs、ESG~重要性増す人権視点と経営戦略への示唆
加治 慶光氏(アクセンチュア株式会社 チーフ・マーケティング・イノベーター)
コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授
【プレゼンテーション2】
企業価値向上に向けた企業と投資家との対話~「価値協創ガイダンス」と今後の展開~
福本 拓也氏(経済産業省 経済産業政策局 産業資金課長)
コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授
【セッション2】
責任ある投資家行動

機関投資家や行政の立場から、人権を尊重する企業行動の情報開示やそれに対する評価についてご説明いただきました。
有馬 良行氏(世界銀行 財務局駐日代表)
銭谷 美幸氏(第一生命保険株式会社 責任投資推進室長)
池田 賢志氏(金融庁 総合政策局 国際室長)
オマー・セリム氏(アラベスク・アセットマネジメントCEO)
コメンテーター:ジョン・G・ラギー教授
モデレーター:荒井 勝氏(NPO法人日本サステナブル投資フォーラム会長、ハーミーズ・イオス上級顧問)
【閉会挨拶】アラベスク・アセットマネジメントCEO オマー・セリム氏

当日のパンフレットはこちら

ジョン・G・ラギー教授 基調講演の様子

今回の基調講演では、ESG投資の歴史を概観し、その中での人権の位置付け、ラギー原則の背景にある考え方をお話いただきました。
詳細は、以下リンク先の動画をご覧ください。

関連リンク

JPXのサステナビリティへの取組みについて

お問合せ

株式会社日本取引所グループ サステナビリティ推進本部
電話:03-3666-1361(代表)sustainability@jpx.co.jp