SASB・CDSB「TCFD 実務ガイド」解説セミナー(2019年10月10日)

昨今、気候変動が事業活動に及ぼす影響に投資家からの関心が高まる中で、G20財務大臣・中央銀行総裁会議の要請に基づき金融安定理事会(FSB)が設置した「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」から2017年6月に最終報告書(TCFD提言)が公表されました。
日本においては、今年5月の「TCFDコンソーシアム」設立などを契機に、180を超える多数の日本企業・団体がTCFD提言に支持の意を表明しており、今後さらなる支持企業の増加に加え、TCFD提言に基づく情報開示の実践や深化が期待されているところです。
こうした上場会社の開示をサポートする観点から、本年5月にSASB(米国サステナビリティ会計基準審議会)及びCDSB(気候変動開示基準委員会)から「TCFD 実務ガイド」が発行されておりますが、このたび、日本の上場会社の参考に資するべく日本語版が作成されることを受けまして、弊社は、以下のとおり「TCFD 実務ガイド」解説セミナーを開催いたします。

開催日 2019年10月10日(木)14:00 ~ 16:20 (受付 13:30 ~)
場所 東京証券会館 8階ホール 中央区日本橋茅場町1-5-8
対象 上場会社の開示実務ご担当者様、ESG推進ご担当者様
参加費用 無料
言語 日本語/英語(同時通訳有) ※TCFD実務ガイド日本語版冊子等を配布予定。
主催 SASB、CDSB、日本取引所グループ
協力 EY新日本有限責任監査法人
申込み方法 本セミナーの申込み受付は終了いたしました。

プログラム

時刻プログラム
14:00開会の辞
14:05-14:20【講演】SASB開示基準、最近の米国の開示動向紹介
David Parham SASB Director of Research - Projects
14:20-14:35【講演】CDSB開示基準、最近の欧州開示動向紹介
Mardi McBrien CDSB Managing Director
14:35-14:45【講演】TCFD Implementation Guide策定にいたる経緯について
Michael Zimonyi CDSB Policy & External Affairs Director
14:45-15:45【講演】日本企業の実務に役立つポイントとは
松本 千賀子 EY新日本有限責任監査法人 気候変動・サステナビリティサービス アソシエイト・パートナー
15:55-16:05【講演】ハンドブックに基づく具体的な開示事例の解説
David Parham SASB Director of Research - Projects
15:55-16:05Q&A
16:20閉会の辞

主催団体のご紹介

CDSB(気候変動開示基準委員会)は、2007年のダボス世界経済フォーラムの年次総会で設立された。企業の気候変動情報開示の標準化を目指して、現在広く世界で活用されているプロトコルや基準に基づき、財務パフォーマンスとリンクするように、国際的な枠組みを提案している。昨年5月にTCFDと共同で「TCFD Knowledge Hub https://www.tcfdhub.org/」を立上げた。

SASB(サステナビリティ会計基準審議会)は、2012年に米国で設立された、企業の非財務情報(ESG情報)開示の基準作りを行っている非営利組織。SASBの開示基準の特徴としては、将来的に財務的なインパクトを及ぼす可能性の高いESG要素にフォーカスし、それを業種ごとに定めるもので、昨年11月に11セクター77業種の正式版の開示基準を公表している。

講演者のご紹介

David Parham

SASB Director of Research- Projects
リサーチ部門の戦略の開発・管理、リサーチ計画の開設・管理、及びリサーチ部門と他部門のコミュニケーションを担当。投資家が投資判断で利用できる情報開示を促進する開示基準を作成・保持するというSASBのミッションを更に進めるリサーチ計画を特定し、優先、及び管理することが中心。SASB入社前は、エネルギー業界でプロセス・エンジニアを務め、リサーチ・開発、主要投資計画デザイン、及び産出運営を担当

Mardi McBrien

CDSB Managing Director
2011年にCDSBのマネージング・ディレクターに入職。CDSB入社前は、国際学生協会や官民パートナーシップ、イギリス地方保護運動会を含む環境保護運動、世界自然保護基金(WWF)のアースアワー等に従事し、英エネルギー・気候変動省の炭素市場政策を担当。国際開示イニシアティブ(GRI)のStakeholder Council委員。International Tree Foundation管財人。自然資源管理と農業の改革を目指す女性運動団体WOCANの設立者権取締役。メルボルン大学(林学及び環境科学)、ロンドンのSOAS 大学院(農業経済学)卒業。2013年、シーラ・マッケニー財団により「environmental campaigner of the year」を授与。

Michael Zimonyi

CDSB Policy & External Affairs Director
2012年からCDSBにて、政策、企業へのエンゲージメント、国際的な渉外業務に従事。CDSB入社前は、製薬会社やサステナビリティ関連のシンクタンクForum for the Futureに勤務。バーミンガム大学(化学、環境科学専攻)卒業。オックスフォード大学サステナブル・ファイナンスコースも参加。英国王立化学会会員。欧州財務報告諮問グループのEuropean Lab Project Task Force on Climate-Related Reporting及び英国Financial Reporting Council Stakeholder Advisory Panel委員。

松本 千賀子

EY新日本有限責任監査法人 気候変動・サステナビリティサービス(CCaSS) アソシエイト・パートナー
EY Japanでは、ESG(環境、社会、ガバナンス)関連案件を企業の経営戦略とコーポレートファイナンスに統合する業務を中心に担当。
EY Japan参画前は、世界銀行と米州開発銀行において、国際開発金融とサステナビリティ分野で約20年の経験をもつ。両開発銀行にて、財務経営戦略、財務リスク管理、金融商品の開発を担当。世界銀行が初めて発行したグリーンボンドを始めソーシャル・インパクト及び気候変動向け金融商品の開発にも携わった。また、パブリックセクターにおける金融と財務案件についても専門的なアドバイザリーを提供してきた。世界銀行のダイバーシティー・ボード委員の経験も持つ。
一橋大学国際公共政策大学院にて講師、東京大学社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラムの産官学アフィリエート委員会委員を務める。
資格:MPP ハーバードケネディースクール大学院、MA 一橋大学大学院国際関係学、米国CFA協会認定証券アナリスト資格

会場案内(東京証券会館)

東京メトロ 東西線・日比谷線 茅場町駅 8番出口直結
東京メトロ 銀座線・東西線、都営浅草線 日本橋駅 D2出口 徒歩5分
JR 東京駅 八重洲北口 徒歩10分

お問合せ

日本取引所グループ サステナビリティ推進本部(担当:三木、鳥居)
電話:050-3377-7669