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2025/09/12 S&PグローバルはJPX協力レポート「サプライチェーン上のサステナビリティに関する日本企業の取組み」を公表
株式会社日本取引所グループ(以下、JPX)は、上場会社のサステナブルな取組みや関連情報開示を通じた企業価値向上を促進するべく、企業がサステナビリティ関連取組みを検討する際に参考にできる情報の提供を行っています。
その一環として、JPXは、S&PグローバルSustainable1が実施したサプライチェーン上のサステナビリティに関する日本企業の取組みに関するリサーチに協力しました。本レポート(正式版は英語、参考和訳あり)には以下からアクセスいただけます。
日本およびさまざまな地域でのサステナブルなサプライチェーン管理の状況を把握するため、S&PグローバルSustainable1は、S&Pグローバルのコーポレート・サステナビリティ・アセスメント(CSA)が収集した3,000社以上のデータを分析しました。これらの企業は「Dow Jones Best-in-Class (DJBIC) Indices World Invited Universe」に選定された世界中の公開企業であり、CSAの評価対象企業です。
本リサーチの概要は以下のとおりです。
- 多くの日本企業は自社のサプライチェーンにおけるリスクを評価、開示し、それに対応するための措置を講じている
- サプライチェーン管理への取組みは、アジア太平洋地域よりも日本で広く一般的に普及している
- 日本の企業は、潜在的なサステナビリティに関連するリスクを特定するサプライヤースクリーニングの取組みにおいては、世界の競合他社よりも遅れている
- 日本企業はネットゼロ目標の設定において世界をリードしているが、スコープ3温室効果ガス(GHG)排出量をこれらの目標に含める企業の数は他の地域と比べて少ない
- 各サプライヤーが生物多様性や自然を考慮しているという点で、日本企業は他の地域よりも進んでいる
お問合せ
株式会社日本取引所グループ サステナビリティ推進部
電話 : 03-3666-1361(代表)
E-mail : sustainability@jpx.co.jp