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単純株価平均(たんじゅんかぶかへいきん)

単純株価平均は、株式市場全体の動きを見るうえで用いられる株価指標の一つで、算出式は以下のとおりです。

単純株価平均=対象銘柄の株価合計÷対象銘柄数

なお、現行は、売買単位は100株に統一されていますが、2018年10月1日よりも前は、100株以外の売買単位(単元株式数)も存在していました。そのような中、日本取引所クループにおいて株価平均を算出するに当たっては、平均値算出上の基礎をそろえる観点から、統一した単元株式に換算して算出していました。2015年9月24日よりも前は、1000株を基準とし、2015年9月24日以降は、100株を基準として算出しています。

計算方法が簡単で、その時点での平均的な株価水準をみるうえで最も分かりやすい指標です。
しかし、「権利落ち」などによって生ずる株価の断層を修正していませんので、連続性に欠け、長期的なすう勢を測る尺度とはならないという性格を持っています。

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