用語集
特別約定(とくべつやくじょう)
東証では、終値成立機会の向上を目的として、後場立会終了時の板寄せにおいて、通常の板寄せやストップ配分で売買が成立しない(例えば、大引けの売買成立可能値幅外で対当している)場合でも、以下の条件で売買を成立させることとしています。これを特別約定といいます。特別約定が成立する条件は、以下のとおりです。
・大引け時の更新値幅の上限(下限)値段において、買い注文の累計数量※及び売り注文の累計数量がそれぞれ1単位以上存在する場合、大引け時の更新値幅の上限(下限)値段で売買が成立します。
※大引け時の更新値幅の上限(下限)値段及びそれより優先する値段の注文の合計数量
約定処理の対象となる注文は、売買成立可能値幅の上限(下限)値段に発注された注文及び当該値段に優先する値段に発注された注文となります。なお、特別約定における注文の優先順位は、値段や執行条件に関わらず、発注された時刻を元に決まります。