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2025/07/07 東証 社外取締役向けセミナー「買収提案を受けた上場企業社外取締役はどう振る舞うべきか」の配信について
近年、上場会社において株主・投資者を意識した経営がより強く求められ、事業ポートフォリオの見直し等の取組みが進む中で、M&Aの件数は高水準で推移しています。
2023年に経済産業省が策定した「企業買収における行動指針」でも、M&Aの健全な発展に向けて、買収提案を巡る取締役会の行動規範が整理され、こうした場面において社外取締役に期待される責任・役割はますます大きくなっています。また、特にMBOや支配株主による完全子会社化の場面においては、社外取締役で構成される特別委員会が、公正性確保の観点から中心的な役割を果たすことが求められます。
こうした状況を踏まえ、今般、 「買収提案を受けた上場企業社外取締役はどう振る舞うべきか」をテーマに、
- 企業支配権市場を専門とする戦略アドバイザリーの株式会社QuestHub 大熊 将八 氏
- 弁護士で、実際に上場会社の社外取締役として買収提案に対応された 名取 勝也 氏
をお招きし、企業買収の場面において社外取締役に期待される対応や平時から意識しておくべき内容についてお話しいただき、その内容の配信を開始しましたので、お知らせいたします。
動画はこちらからご視聴ください。
コンテンツ | スピーカー |
最近の資本市場の動向と社外取締役に求められる役割 | 池田 直隆(東京証券取引所 上場部企画グループ統括課長) |
不公正な非公開化プロセスがアクティビストによる介入や公開キャンペーンを招いた事例 | 大熊 将八氏(株式会社QuestHub 代表取締役社長CEO) |
買収提案を受けた社外取締役の役割と実践的対応 | 名取 勝也氏(ITN法律事務所 マネージング・パートナー) 大熊 将八氏(株式会社QuestHub 代表取締役社長CEO) |
お問合せ
株式会社東京証券取引所 上場部企画グループ
電話:03-3666-0141(代表)
E-mail:jojo-kikaku@jpx.co.jp