かぶオプの商品概要
かぶオプでは、4つのキーワードを使って権利の内容を表現します。
キーワード1 | 対象有価証券 | 「何」を売買する権利なのかを表します。 |
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キーワード2 | 限月(げんげつ) | 「いつ」を売買する権利なのかを表します。 |
キーワード3 | 権利行使価格 | 「いくらで」を売買する権利なのかを表します。 |
キーワード4 | コール/プット | 「買う権利」なのか「売る権利」なのかを表します。 |
キーワード1: 対象有価証券
「対象有価証券」は権利の対象となっている資産を表す用語です。かぶオプの場合はどの有価証券を対象とした権利なのかを表しています。
株券のほか、ETFやREIT(不動産投資信託)も対象となっていますので、どのような銘柄が取引できるのかは以下のページをご覧ください。
先物・オプション価格情報 →「オプション価格情報」→「有価証券オプション」
キーワード2: 限月(げんげつ)
「限月(げんげつ)」は権利の満期日を表す用語で、大阪取引所のかぶオプでは各月の第2金曜日の前営業日というルールなので、第2木曜日が満期日であることが多いです。
また、限月にも複数の種類があって、常に以下の限月から選択できます。
- 一番近い月と二番目に近い月の2つ
- 上記以外で一番近い四半期月と二番目に近い四半期月の2つ
例えば、今日が2024年6月28日(金)である場合、は以下の4つの限月が取引可能です。
1つめ | 一番近い月 | 7月限月 |
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2つめ | 二番目に近い月 | 8月限月 |
3つめ | 上記以外で一番目に近い四半期月 | 9月限月 |
4つめ | 二番目に近い四半期月 | 12月限月 |
キーワード3 : 権利行使価格
「権利行使価格」は権利の対象となっている資産を「いくらで」買うまたは売ることのできる権利なのかを表す用語です (ストライクとも言います)。
権利行使価格は対象となっている有価証券の現在値を中心に、色々な価格がありますので、その中から自分の好きな価格を選ぶことができます。
例えば、権利行使価格が1,000円のコールオプション(買う権利)を持っている場合で、満期日における対象株式の価格が1,200円だったとします。この場合、この権利を使えば、通常より200円も安く買えるということになります。
キーワード4: コール/プット
「コール」は「買う権利」を、「プット」は「売る権利」をそれぞれ表しています。
例えば、「ソニーを対象株式としたコールオプション」という場合は、ソニー株を買うことができる権利を表しています。
まとめ
かぶオプの銘柄はこれまで説明した「対象有価証券」・「限月」・「権利行使価格」・「コール/プット」以下の4つのキーワードを用いて表現されます。
例えば、「ソニー コール 2024年6月限 権利行使価格2,000円」と言ったら・・・
「ソニー株を2024年6月13日に2,000円で買う権利」という内容を表しています。