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2017/07/25 東証 北陸銀行と東証、地域経済の発展を目指して連携 -基本協定を締結-

 

株式会社北陸銀行(以下「北陸銀行」)と株式会社東京証券取引所(以下「東証」)は、本日、資本市場に関する連携についての基本協定を締結しました。

国内の金融機関と東証がこのような協定を締結するのは初めての事例となります。

本協定にもとづき、北陸銀行及び東証は、北陸銀行の営業地域での企業の成長支援や株式上場の促進等を進めます。例えば、上場を目指す企業に対して、東証が運営する市場第一部、第二部、マザーズ、JASDAQ 市場への上場や、限定した投資家向けに上場基準を緩和したTOKYO PRO Market 市場の活用に関する広報・支援活動などを予定しています。

また、資本市場に関連する様々な分野において情報交換や知見の共有を図り、人材交流を通じた協力体制の構築も行っていきます。

北陸銀行と東証との協働により、当地域の企業の更なる成長を促進し、当地域のさらなる経済活性化や発展に寄与することを期待しています。

庵 栄伸(いほりえいしん) 北陸銀行代表取締役頭取は、「北陸銀行では、企業や地域産業の成長・発展を支援し、地域経済の活性化につなげていくため、お取引先との対話を通して経営課題やニーズを共有し、最適な解決策をご提案する取り組みを進めております。お取引先企業の中には、更なる飛躍を期して株式上場を目指しておられる先も多くあります。今回東証との連携は、そのようなお取引先企業が株式上場による知名度・信用力向上でいっそう発展されることに資するものであり、ひいては地域の経済成長や雇用拡大につながり、当行が地方創生に貢献できるものと期待しております」と述べています。

宮原 幸一郎(みやはらこういちろう)東京証券取引所代表取締役社長は、「今回の協定は、北陸地域において歴史ある金融機関である北陸銀行との協力が進み、また東証にとっては地域金融機関と初めて締結する協定となり非常に嬉しく思います。北陸地域における企業の上場の促進や支援、人材の交流、また投資者の金融リテラシーの向上支援等を通じて、当地域の更なる経済的発展のために尽力できることを期待しています」と述べています。

以 上

会社概要

株式会社北陸銀行

北陸銀行は、加賀前田家から出資を受け、明治10 年8 月に設立された金沢第十二国立銀行を起点としており、加賀藩祖「前田利家」ゆかりの銀行として、今年創業140周年を迎えます。
創業以来、地域のお客さまとともに歩み続け、北陸・北海道・三大都市にまたがる広域店舗網を有する銀行へと成長してきました。
平成16 年9 月には、北海道銀行と経営統合を行い、株式会社ほくほくフィナンシャルグループの一員として、「地域共栄」・「公正堅実」・「進取創造」という経営理念のもと、経営資源を最大限に活用し、総合金融サービスの質を一層高め、地域に「親しまれ、頼りにされる銀行」を目指しております。

<平成29 年3 月末現在>
預金(譲渡性預金含む) 6 兆2,433 億円
貸出金         4 兆4,676 億円
自己資本比率(単体)      8.74%
店舗数等(29/6 月末) 国内187、海外6
(会社HP)http://www.hokugin.co.jp/
北陸銀行は、株式会社ほくほくフィナンシャルグループ(コード番号:8377)の100%子会社です。

株式会社東京証券取引所

東京証券取引所は、金融商品取引法に基づく金融商品取引所の免許を受け、金融商品市場を運営しています。
東京証券取引所の開設する市場の中核に位置づけられるのが、市場第一部、市場第二部、マザーズ及びJASDAQ です。さらに、ETF・ETN 市場、REIT 市場、インフラファンド市場、TOKYO PRO Market 市場等、多様な投資者のニーズに応えるための市場を運営しています。
中核市場に上場する会社の時価総額合計は世界の取引所の中で第3位、アジアでは最大の市場であり、我が国証券市場におけるセントラル・マーケットとしての地位を確立しています。
(会社HP)http://www.jpx.co.jp/
東京証券取引所は、株式会社日本取引所グループ(コード番号:8697)の100%子会社です。

お問合せ

株式会社日本取引所グループ 広報・IR部(報道)
電話:03-3666-1361(東京)