2024/02/01 東証
投資者の視点を踏まえた「資本コストや株価を意識した経営」のポイントと事例の公表について
東京証券取引所(以下「東証」といいます)は、2023年3月から、プライム市場及びスタンダード市場の全上場会社を対象に、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」をお願いしております。
2023年末時点で、プライム市場上場会社の49%、スタンダード市場上場会社の19%において開示が行われるなど、多くの上場会社において取組みが進められておりますが、国内外の株主・投資者からは、更なる取組みの進展を期待する声が多く寄せられるともに、上場会社の皆様からは、対応のポイントや事例の公表を求める声が多く寄せられております。
そこで、東証では、上場会社の皆様の検討の参考にしていただくため、国内外の多くの投資者(中長期の企業価値向上を重視するアクティブファンドなどの投資者を中心として計90社超(国内約3割、海外約7割))との面談から得られた、投資者が期待している取組みのポイントや、それらのポイントが押さえられていると投資者が一定の評価をしている取組みの事例を取りまとめ、公表いたしました。
投資者の視点を踏まえた「資本コストや株価を意識した経営」のポイントと事例 |
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(別紙)事例集 |
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上場会社の皆様におかれましては、本資料の内容も参考にしていただきながら、引き続き、積極的な取組みをお願い申し上げます。
また、投資者の皆様におかれましても、本資料の内容も参考にしていただきながら、上場会社の中長期的な企業価値向上の実現に向けて、上場会社との建設的な対話を積極的に実施していただけますようお願い申し上げます。