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2020/05/22 東証 配当基準日が変更された場合における配当落の取扱いについて(更新)

 

今般の新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、決算・監査業務従事者の安全確保などを理由として、定時株主総会の延期及び配当金その他の権利の基準日の変更を決定した上場会社が出てきておりますが、定時株主総会の延期とあわせて配当基準日が変更された場合における配当落の取扱いについて、以下のとおりご周知申し上げます。

【配当落の取扱いについて】
配当基準日が変更された場合における変更後の基準日に関しても、以下のとおり、通常の配当落と同様の処理を行います(過去の事例と同様の取扱いとなります)。
 -変更後の配当基準日の前営業日(以下「配当落日」という。)以後の売買について、「配当落」として取り扱うものとします。
 -配当落日における基準値段については、原則として、配当付最終値から予想配当金額を減じることにより算出した値段を採用します。

【留意事項】
・「基準値段」は、呼値の制限値幅(1日に変動する値幅の限度)を定めるために設定するもので、個別の銘柄の理論価格等を示すものではありません。
 配当落後の株価はあくまで市場の需給に基づき決定されます。
・「予想配当金額」は変更後の配当基準日に係る予想配当金額を指します。予想配当金額を公表していた上場会社が、配当基準日の変更に伴い予想配当金
 額を未定とした場合(予想配当金額が開示されなかった場合を含む)には、予想配当金額が未定であるものとして前年同期の実績配当金額を採用してい
 ます(注3参照)。
・配当基準日が変更された場合であっても、当初の基準日に係る配当落日において算出した基準値段の再調整等は行いません。


注1:2020年5月21日現在、配当基準日の変更について4社が開示しています(ナンシン、サンリツ、オリンパス、ユニプレス)(5/22更新)
注2:定時株主総会の日程や基準日の変更等に関する最新の情報については、上場会社の適時開示をご覧ください。
   「適時開示情報閲覧サービス」(https://www.release.tdnet.info/inbs/I_main_00.html)から、過去1か月分の適時開示が閲覧可能です。
   <検索方法>「適時開示情報検索へ」をクリック→検索期間を指定し、キーワード(「総会」「基準日」等)を入力して検索
   また、「東証上場会社情報サービス」から、個別の上場会社ごとに過去1年分の適時開示を閲覧することが可能です。
   <検索方法>JPXウェブサイト(https://www.jpx.co.jp/)の「銘柄検索」欄に銘柄名又は銘柄コードを入力して検索→「基本情報」をクリック
         →「適時開示情報・ファイリング情報」のタブをクリック→「適時開示情報 [決定事実・発生事実に関する情報] 」を参照
注3:予想配当金額が未定の場合、原則として、前年同期の実績配当金額(記念配当分及び特別配当分は除く。)を採用します。例えば、2020年3月
   期決算会社において期末配当金に係る基準日が変更された場合には、2019年3月期末の実績配当金額が採用されることになります。

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株式会社東京証券取引所 株式部株式総務グループ
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