マーケットニュース
2015/09/28 東証 新規上場の承認(TOKYO PRO-BOND Market)-みずほ銀行 タイバーツ建て債券
東京証券取引所は、当社のプロ投資家向け債券市場であるTOKYO PRO-BOND Marketへみずほ銀行より総額30億バーツの債券(3年債:利率2.33%)の上場申請を受け、本日、これを承認したことをお知らせいたします。
本債券は、TOKYO PRO-BOND Marketにおける初のタイバーツ建て債券の上場であると同時に、アジア域内でのクロスボーダー債券取引の促進に向けた取組みである「ASEAN+3債券発行共通フレームワーク(AMBIF:ASEAN+3 Multi-Currency Bond Issuance Framework )」に基づく初の債券発行事例となります。
AMBIFは、ASEAN+3各国の財務省・中央銀行により合意された「アジア債券市場育成イニシアティブ(ABMI:Asian Bond Markets Initiative)」に基づく官民一体の取組みとして、2010年9月より、アジア開発銀行を中心とするASEAN+3債券市場フォーラム(ABMF:ASEAN+3 Bond Market Forum)において検討が進められています。
当社も、同フォーラムの一員として、AMBIFの取組みに参画しており、これからも、アジア債券市場の発展に積極的に貢献してまいります。
なお、当債券の発行条件の詳細は、TOKYO PRO-BOND Market のウェブサイトに掲載されている特定証券情報をご覧ください。
TOKYO PRO-BOND Marketについて
TOKYO PRO-BOND Marketは、2008年の金融商品取引法改正で導入された「プロ向け市場制度」に基づき、2011年5月に新設されたプロ投資家向け債券市場です。海外市場で一般的な社債発行形態であるプログラム上場や英文のみでの情報開示を導入しております。プログラム上場とは、資金調達を予定している発行体が、起債可能枠、基礎的な情報や財務情報をTOKYO PRO-BOND Marketにプログラム情報として事前に登録し、その後、起債予定額の範囲内で随時債券を発行することができる仕組みです。開示書類の簡素化による起債手続きの効率化や、プログラム情報や個別債券の上場適格性要件を格付けの取得及び当取引所が定める主幹事証券会社の確保という簡易な形式要件で充足させるなど、自由度の高い制度を採用しています。
詳細につきましてはTOKYO PRO-BOND Marketのページをご覧ください。
お問合せ
株式会社東京証券取引所 上場推進部
電話:03-3666-0141(代表)