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2022/10/05 OSE 短期金利先物の上場について

 


 大阪取引所は、2021年12月末の日本円LIBORの恒久的な公表停止を背景として、代替金利指標への移行がなされている状況を踏まえ、JPXグループにおいて代替金利指標の取引機会を広く投資者に提供し、価格発見機能を発揮する市場の構築を追求すべく、日本銀行が公表する「無担保コールO/N物レート(Tokyo Over Night Average rate:TONA)」を3か月間日次累積複利で運用した結果のレートを対象とした現金決済型の短期金利先物取引(TONA3か月金利先物取引」)を上場することとしますので、お知らせいたします。
 取引開始は、2023年5月29日(日経225マイクロ先物・ミニオプションの上場と同タイミング)を予定しております。
 
 大阪取引所は、本先物の上場により、既存の国債先物・オプション等と合わせて、短期から長期までの金利系商品をワンストップで取引可能な市場インフラの提供を実現し、金利市場参加者の相乗的な利便性向上及び円金利デリバティブ市場の更なる発展を図ってまいります。

プレスリリース PDF

【上場後のイメージ】

【図中】 黒字:実現済み、赤字:上場以降に想定される効果、 *Central Limit Order Book 集中指値注文台帳、つまり取引所の板。  

なお、本件につきましては、本日からJPXウェブサイトにてパブリック・コメントを実施しております。

パブリック・コメント
日経225マイクロ先物・ミニオプションの開始日について
 
 

お問合せ

株式会社大阪取引所 
電話:06-4706-0800(代表)