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2022/11/24 OSE 日経平均ボラティリティー・インデックス先物取引の最終清算数値の算出の取扱いについて

 

大阪取引所は、日経平均ボラティリティー・インデックス先物取引(以下「日経平均VI先物」といいます。)2022年10月限において、最終清算数値(以下「SQ値」といいます。)の算出に用いる日経平均オプション2022年11月限(プットオプション)で始値を採用できる権利行使価格がなかったことにより、原指数である日経平均ボラティリティー・インデックス(以下「日経平均VI」といいます。)から乖離したSQ値※が算出されたことを踏まえ、こうした例外的な事例に備え日経平均VI先物のSQ値算出の取扱い(業務規程施行規則第22条第3項)を定めましたのでお知らせいたします。
※ 当日の日経平均VIの始値が26.23ptのところSQ値は12.40pt。

1.取扱いの概要
 日経平均を対象とする指数プットオプション又は指数コールオプション(アット・ザ・マネーを除きます。)のいずれかにおいて、始値を取得することができる銘柄(日経平均VIの算出に用いる銘柄に限ります。)が存在しない限月については、直前の日経平均VIの算出に用いた日経平均株価の変動率(ボラティリティー)を用いることとします。

2.適用時期
 日経平均VI先物2022年12月限のSQ値算出から適用します。

また、本改正のほかに、現在、大阪取引所では2023年3月実施を目途に日経平均VI先物のSQ値算出方法について一層の見直しを検討しておりますので、決定次第、御案内いたします。

お問合せ

株式会社大阪取引所 
電話:06-4706-0800(代表)