TSE教育ホットライン
Vol.389「小中高生向けレクチャーと見学」4月から1日2枠に拡大!
東京証券取引所にお越しいただき、見学とレクチャーを受けていただける人気のプログラムが、
4月から1日2枠に拡大します。
所要時間90分、対象は小学5年生~高校生、最大40名でご利用いただけます。
東証職員の講義を直接聞くことや、ニュースなどで見る東証の施設を見学することもできます。
修学旅行、校外学習、探求の授業等でご活用ください。
是非、御校の生徒様のお越しをお待ちしております。
下記URLより、「小中高生向けレクチャーと見学」の概要や写真付きで内容を確認できますので、是非ご覧ください。
【東証マネ部!】今月の注目記事!!
今やいたるところで使われているドローン。そんななか、有事の際の利用に注目が集まっています。
こちらの記事では、実際にドローンを通じた能登半島地震の支援活動を行った
東京大学名誉教授/特認教授の鈴木真二氏(JUIDA理事長)に、
支援活動の振り返りやドローンの今後について教えていただきました。
NISAやiDeCoを通じて資産運用を始められた方や興味を持った方も多いのでは?
長期を見据えた資産運用の場合、日々の金融資産の値動きを気にしすぎるのも良くありませんが
景気の現状や見通しを把握するには、どのような指標に注目すればよいのでしょうか。
本コラムでは、投資初心者の方向けに、資産運用で確認しておきたい重要指標の内容と読み方・ポイントを紹介します。
◆◇最近の株式市場の動向◇◆
3月になり、初夏のような日々が続いたかと思えば、一転して冬に舞い戻ったかのように寒くなり、
雪の降る日もありました。ただし、着実に春の気配は近づいています。
今回は今年2月以降の東京株式市場の動向について、簡単に市況を振り返ってみます。
2025年2月の株式市場は、月の初めは、トランプ米大統領がメキシコなどの国に関税を追加して課すといった大統領令に署名したことから、株価は急落して始まりました。
中旬には、ロシア・ウクライナ戦争に対する終結期待や、日本の好決算を公表した銘柄が買われたことに加え、
昨年の10-12月期GDP値が上方修正されたことなどから、底堅い相場展開となりました。
月末にかけては、米国の追加関税への警戒感や米国景気の悪化懸念に加え、日本銀行による追加利上げが想定されることもあって、再び軟調に推移した後、米国エヌビディア株の急落や米国の中国に対する10%の追加関税などが嫌気されて、大幅下落となりました。
3月になると、東京株式市場は、米国の関税政策に対する警戒感や、米国景気の先行き懸念から、軟調に推移してきましたが、
ロシア・ウクライナ戦争をめぐる地政学リスクの後退から、株価は値を戻しつつあります。
先月2月1か月間について、TOPIXで見た下落率は-3.82%、
上昇した主な業種は、海運、その他製品、鉄鋼株で、下落した主な業種は、精密、サービス、機械株でした。
また、昨年末との比較では、2月末のTOPIXで見た下落率はー3.69%、
上昇した主な業種は、その他製品、ゴム製品、鉄鋼株で、下落した業種は、精密、輸送用機器、サービス株でした。
学校の授業等で参考にしていただけたら幸いです。
「歴史の中の市場と証券~証券市場について歴史を遡って見つめる~」連載終了のお知らせ
大坂の堂島から横浜へと、幕末から明治にかけての取引所の先駆けの部分、
「歴史の中の市場と証券」について連載させていただきましたが、この連載を終了します。
証券市場の歴史、経済の歴史にご興味のある先生方からご好評いただき、授業のネタとして使っているとお声を寄せていただきました。
ご愛読ありがとうございました。
下記のWebページにも、今回の連載のような歴史的な視点による読みものを取り揃えておりますので、是非ご覧くださいませ。
次号以降は、歴史的な視点のコラムから装い新たに、
先生方にお役立ちいただける情報を引き続きご提供できればと思っておりますので、
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ!
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