TSE教育ホットライン
Vol.390<新年度・新学期に!~東証のコンテンツ紹介>
皆さま、4月も始まりました。
新年度、新学期、等で新しい環境が始まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時、新たな知識を得たいと感じられている方も多いかと思いますので、
私たち、東京証券取引所 金融リテラシーサポート部が皆様に提供している様々なコンテンツを改めて紹介させていただきます。
◆◇「学生に役立つ情報!」を知りたい方
Webサイト「なるほど!東証経済教室」がお勧めです。
レベルに分かれた読みものや動画など生徒さんにそのまま見ていただけるもの、
また教材や東証見学・出前授業、メルマガやセミナーに関する情報など先生向けの情報が、
1つのWebサイトにまとまっています。
◆◇通勤中、ソファで…等、「読みもの」で情報を得たい方
「東証マネ部!」がお勧めです。Webサイトもアプリも、Xのアカウント、LINEのアカウントもございます。
ほぼ毎日新着記事があり、チェックしていただけると、旬な話題も入りやすいと思います。
(下記のWebサイトより、アプリ、SNSアカウントもご案内しております。)
◆◇動画で情報を得たい方
「セミナーマネ部!」動画がお勧めです。YoutubeのJPXのアカウントからご覧いただけます。
(下記のURLより、Youtubeのサイトに遷移します。)
【東証マネ部!】今月の注目記事!!
コンテンツ紹介でもご案内した「東証マネ部!」から今月の注目記事を2つご紹介です。
新NISAが始まり、よく聞くようになった「オルカン」という言葉。
「MSCIオール・カントリー・ワールド指数」に連動する投資成果を目指す投資信託を「オルカン」と呼ぶことが多いようですが、
実はこの「オルカン」、三菱UFJアセットマネジメントの登録商標というのはご存知でしょうか?
一大ブームを引き起こした「オルカン」について、言葉の生みの親である三菱UFJアセットの代田氏にお話を伺いました。
値札、レシート、通販サイト等、至るところで目にする「¥」マーク。
ドルでは「$」マークなど、当たり前に接しているこのお金マークですが、これらの記号はなぜ生まれたのでしょう。
こちらの記事では世界のお金マークについて、歴史から珍しいものまで簡単にご紹介しています。
◆◇JPX CEO山道の出演ラジオ、ポッドキャストでも聞くことができます!◇◆
先月の3月18日、ラジオNIKKEI 『吉野直也のNIKKEI切り抜きニュース』に、
株式会社日本取引所グループ CEO山道裕己がラジオ出演いたしました。
こちらはポッドキャストで現在も聞くことができます。
約1時間と少々長いですが、下記5つのトピックについて、CEO自らわかりやすい言葉で語っております。
▼日本株足りぬ成長期待 バブル超えから1年、株価は下落(6:57から)
▼NYで証券サミット 日証協、日本株の魅力アピール(21:36から)
▼「株価意識した」対策、8割の1354社開示 ROE上昇余地(29:56から)
▼米ナスダックも「24時間取引」 アジア投資家狙い26年にも(40:09から)
▼新NISA2年目、投資熱陰る国内株 1月購入額は前年割れ(49:45から)
この番組の中では、代表的な株価指数の算出方法の違い(日経平均・NYダウ平均とTOPIX・S&P500)の補足説明がされていたり、
海外投資家にどういう点をアピールしていきたいか等も語られていたりと、経済に詳しくない方にも聞きやすい内容になっていると個人的には感じました。
また番組に同席されている日本経済新聞社 川崎健編集委員兼論説委員のビューポイントからのコメントも織り交ぜられており、
一方的な視点でない点もお勧めです。
ご興味のある方がいらっしゃれば、是非お聞きください。
◆◇New!コラム『メルマガ「中の人(なかのひと)」のつぶやき』◇◆

皆さま、こんにちは。今月からは、私たち東京証券取引所 金融リテラシーサポート部 メルマガ担当者...いわゆる「中の人」の私達が、
先生方に、東証や証券業界、株式会社にまつわる、ちょっとしたコラムをお届けできればと思っています。
今月は、東京・日本橋兜町にある、「兜神社(かぶとじんじゃ)」についてのお話です。
兜神社は、東京証券取引所の北側に鎮座する神社で、明治11年(1878年)兜町(かぶとちょう)に東京株式取引所(東京証券取引所の前身)が設けられるにあたり、
同年5月取引所関係者一同の信仰の象徴および鎮守として兜神社を造営されました。
主なる祭神は、商業の守護神とたたえまつる倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。
境内に安置してある「兜岩(かぶといわ)」については、その昔前九年の役(1050年代)のころに
源義家が東征のみぎりこの岩に兜を懸けて戦勝を祈願したことに由来すると伝えられており、
兜町という町名はこの「兜岩」に因んでつけられたといわれています。(※)
東京証券取引所は、兜神社の世話人会代表である「氏子総代(うじこそうだい)」を務めています。
毎年4月1日には、兜神社例大祭が執り行われます。
例大祭では、兜神社に幟(のぼり)が立ち、東証の玄関には兜神社の提灯が掲げられます。
例大祭では神主さんから祝詞が唱えられ、今年は6年ぶりに神樂囃子の奉納も行われました。
祝詞が終わると、一般の方も参拝することができます。
今年の4月1日の例大祭は天気には恵まれませんでしたが、兜神社も日本銀行のまわりも桜が咲き誇り圧巻でした。
ご興味ある方は是非一度、兜神社例大祭の日に足をお運びください。
また、例大祭の日に限らず、兜神社の御守りは、東京証券取引所のお土産売り場でもお求めいただけます(見学施設開業時に限る)し、
御朱印は日本橋日枝神社でいただくことができます(受付可能日時は日本橋日枝神社にご確認ください)。
その他、私たち東証のまわり・日本橋には、日本で初めての銀行・第一国立銀行跡地(現みずほ銀行 兜町支店)や「郵便発祥の地」である日本橋郵便局、日本国道路元標など、近代日本のはじまりを感じるスポットがたくさんあります。
少し歩くと日本銀行もありますし、海苔屋さん、お寿司屋さん、お蕎麦屋さん、鰻屋さん、天ぷら屋さん、洋食屋さんなど美味しい老舗もたくさんあります。
歴史が残る日本橋散策はどの季節もお勧めです。
東京証券取引所への見学とあわせて、是非お楽しみください。
皆さまのお越しをお待ちしています。
(※) 「兜神社の由来」より。(由来は諸説あり。)
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