TSE教育ホットライン
Vol.393<キッザニア東京に期間限定『証券取引所』パビリオン登場!>
東京証券取引所(以下 東証)と、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行う KCJ GROUP 株式会社(以下 KCJ GROUP)は、
2025 年 7 月 22 日(火)から 7 月 28 日(月)までの期間、
「キッザニア東京」にて期間限定「証券取引所」パビリオン(以下 本パビリオン)をオープンします。
なお、本パビリオンは、「キッザニアサマ— 2025」の一環として、キッザニア東京が掲げるテーマ「ミライにつながる、金融経済」に基づいて実施されるものです。
本パビリオンでこども達は、起業家として株式上場(IPO)の仕組みを学んだ後、上場申請に必要な書類を作成し、「証券取引所」へ提出します。
審査を経て、承認を受けた後、市場での株式公開を行います。最後に、上場を祝して「上場の鐘」を鳴らします。
東証と KCJ GROUP は、本パビリオンでの体験を通して、こども達が「金融/経済」の仕組みを知り、
自分の将来につながる金融リテラシーについて学ぶとともに、未来を生き抜く力を身につけるきっかけになることを期待しています。
【イベント概要】
期間:2025年7月22日(火)~2025年7月28日(月)
場所:ららぽーと豊洲 1 ノースポート 3 階 キッザニア東京
イベント詳細:下記WEBサイトよりアクセスください。
<先生のための「夏休み経済教室」>引き続き申込み受付中!
今年度も<先生のための「夏休み経済教室」>を開催いたします。
本セミナーは今年度で18年目を迎えました。今回は、経済教育ネットワーク、慶應義塾大学商学部と共催で行います。
各日程、順次お申込み者が多数となってきております。
残りの枠へもぜひお申し込みくださいませ。
今回も教材研究や授業に生かせるプログラムをご用意しております。
ご担当教科に関わらず、ご興味のある方などお誘い合わせの上奮ってご参加ください。
【セミナー概要】
開催日時:
大阪会場
2025年
8月12日(火)高校対象 対面のみ
8月13日(水)中学対象 対面のみ
東京会場
2025年
8月19日(火)高校対象 対面+オンライン
8月20日(水)中学対象 対面+オンライン
※各日9:30~16:00
場所:
大阪会場:大阪取引所4階 OSEホール(大阪証券取引所ビル)
東京会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館3階 大会議室
東京オンライン :Zoom配信
【東証マネ部!】今月の注目記事!!
近年世界で注目されている「日本の防災力」。
石破首相も「日本を世界一の防災大国にする」として、2026年度に防災庁の発足を目指しています。
大地震や豪雨災害等、様々な災害に加え、重くのしかかるのは人手不足。日本の上場企業も様々な技術や工夫で奮闘しています。
どのような技術を持つ上場企業があるのか、ちばぎん証券にご紹介いただきました。
金融経済教育推進機構が昨年末に発表した「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」では、
全国5,000世帯の平均的な貯蓄額が明らかになっています。
各種分類別データでは年令別、職業別、といった様々な観点でのデータが公表されていますが、
全体と公務員(教育・電気水道業を含む)世帯を比べた場合、貯蓄額別にはどのような違いがあるのでしょうか?
記事の最後には、お金を貯めるために有効と言われている一般的な方法についても簡単にご紹介しています。
◆◇コラム『メルマガ「中の人(なかのひと)」のつぶやき』◇◆
【7月号】<東証の歴史ものについて>
皆さま、こんにちは。私たち東京証券取引所 金融リテラシーサポート部 メルマガ担当者...いわゆる「中の人」の私達が、
先生方に、東証や証券業界、株式会社にまつわる、ちょっとしたコラムをお届けできればと思っています。
今回は東京証券取引所ビル内にある歴史ものについて、ご紹介させていただきます。
1878年(明治11年)5月に東京証券取引所の前身である東京株式取引所が建設され、6月に大阪取引所の前身である大阪株式取引所が設立されてから、2018年(平成30年)で140周年を迎えました。
長い歴史とともに、東証ビルも建て替えを行っておりますが、昔から残るものを館内でご確認いただくことができます。
大きな茶色の扉がご覧いただけるのですが、その扉は旧建物の玄関で実際に使われていたものになります。
手荷物検査側(表側)と、証券史料ホール内部から見える側(裏面)と比べると少し模様が異なる事がご覧いただけます。
こちらは旧建物の玄関ホールに飾られていたもので、それぞれ「工業」「商業」「農業」を意味しています。
特に商業の銅板では、ギリシャ神話に出てくるヘルメスという神様が持っている杖(ケーリュケイオン)が描かれており、詳細のデザインをとてもお近くでご覧いただくことができます。
柱をよく見ると上の模様が少し異なる様子などご覧いただけますが、上に渦巻の丸い模様が見えるものが、旧市場館の柱(イオニア式)です。
一方で、上の模様がすっきりとしているものが、旧本館の柱(ドーリア式)のものになります。
このステンドグラスも旧建物から持ってきた歴史的なステンドグラスで、扇の形をしているため末広がりの形として縁起のいい形とされています。
また、そのスポット下を見下ろすと、黒い円盤を床にご覧いただけます。
その円盤も旧建物から移設されたものですが、円盤には十二支が描かれており、玄関が東南(辰巳)の方角に向いていて、良い運気が入ってくる方角であることを示しています。
こうした数々のものが旧建物より残っているわけですが、実は東京証券取引所の旧建物を建築したのは横河民輔・横河時介さん (親子)です。
横河民輔・時介さんの代表作として皆様にも広く認知されているものとしては「日本橋三越本店」がございます。
東京証券取引所の旧建物は建築物としてとても素敵なもので、当時のお写真は弊社内に展示がございますので、是非弊社までお越しの際はじっくりとお近くにてご覧ください。
(展示の内容は都合により変更されることがあります。ご了承ください。)
※メールマガジンでは文字のみでのご配信でしたが、こちらのWebサイトではお写真付きでご紹介しております。

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