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杉並区立杉並第一小学校様に出前授業をさせていただくようになり、たぶん10年くらいになるのではないかと思います。
地域に愛されるこの学校は、阿佐ヶ谷駅のそばにあり、杉一と呼ばれ、保護者・地域を巻き込んだ授業が展開されています。
起業家教育を長年されていて、毎年５年生が会社をつくり、株式でお金を集め、商品を購入し、その商品に付加価値をつけ地域の方に販売をして、利益を得て株主への配当を行っています。

この授業のすごいところは、１つ目は、会社設立にあたり資金は現金のため、実際に株式を発行して、保護者の方等に投資をしてもらうことです。
２つ目は、近所のチョコレート製造会社のチョコレートを購入し販売するにあたり、会社の人の話を聞いているため、商品を愛しその思いを引き継いでいることです。
３つ目は、阿佐ヶ谷は、商店街がイベントを行うなど、地域密着の町なので、地域の人たちが杉一を愛し、応援してくれることです。

実際、小学校でこのような授業が行わるのは、珍しいことです。また、長年にわたり続けていることで、児童たちの主体性を高め、結束力を生んでいるのだと思います。
杉一カンパニーの成功をお祈りしています。