教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS 教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS

活動レポート

2025.09.16   千葉県     出張授業
佐倉市立西志津中学校


学校のそばの勝田台駅は、会社のある茅場町駅から1本で行けるため、この付近から通勤している社員も多いので、駅名には親しみがあります。

本日は、3年生152人の生徒さんに「株式会社のしくみ」をお話します。体育館に各自椅子を持って待ってくれていました。まず驚いたのが、間隔をあけて座っている並び方が、縦、横が揃っていてきれいに並んでいることです。また、長い授業時間の間、背筋が伸びた姿勢のいい生徒さんが多いことに感銘を受けました。

皆さんがお行儀良く、話を聞いてくれていますが、「周りの人と話し合ってみて」と言うと笑顔が見えます。話し合いが終了すると皆さんが前を向いてくれます。すばらしい取り組み姿勢が全員に備わっているという学校は、珍しいです。


株式会社のしくみをお話しする際、起業し資金を集める方法をお話しするために、まず生徒さん1人に社長役として前に出てきて協力をしてもらいました。
「どんな会社を創り作りましょうか」と社長に聞くと、「『じむ』の会社を創ります」と答えてくれました。
中学生で会社の内部のことを知っていて、どこの会社も苦労をしていることを察知しているのはすごいと思いましたが、他の中学生はよくわからないと思い、「会計とか、人事の管理などの業務をAIを駆使して業務を軽減する会社を創ろうとしてくれているんですね。」と説明を加えました。
授業が終わった後、先生が「社長は、体を動かす『ジム』の会社を創ろうと思ったそうです。」とご説明してくださり、先生と私の勘違いを大笑いしました。
「健康」は、今後の日本における大切なキーワードです。長寿大国ニッポン、健康寿命を延ばすことが求められていて、必要とされる会社です。

時代の流れ、世の中の動きに興味をもち、自分のアンテナを高くはり、自分にとっての大切なものをしっかりと見極め、いろいろなことにチャレンジをして欲しいと思います。