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やっと小平市立小平第一中学校さんへ伺うことができ、対面で授業をさせていただきました。3年前ご依頼があった時は、新型コロナ感染拡大時で、先生方と打ち合わせをしながら手探りでオンライン授業を作り上げたのを思い出します。
本日の出前授業は、中学2年生への職業講話です。東京証券取引所の他、株式会社明治さん、三井化学株式会社さん、国際文化理容美容専門学校国分寺校さん、株式会社メルカリさん、NITEさんなど複数の企業が出向き、それぞれのテーマに合ったお話をしました。

東京証券取引所の講話に集まってくれた生徒さん達は、株式会社のしくみと経済の動きをテーマに、株式会社、株式について理解を深めた後、世の中の動きやニュースが会社の株価に影響を与えることを学んでもらうため、ボードゲーム「ブルサ」という教材を使用し、ニュースを聞いて架空の株式を売買する体験をしてもらいました。
教室には一喜一憂の声が響き渡り、終了後、他の講師の方々から、「すごかったですね。」「盛り上がっていましたね。」と言われるほどでした。授業は、かなり盛り上がり声が聞こえない時もありましたが、生徒の皆さんの間では、ディスカッションや助け合いが盛んに行われ、素直さと仲の良さが伝わってきました。

この授業は、段階を踏んで行われ、職業講話の後、東京証券取引所に見学に来てくれます。そして、最終ミッション「私が応援したい株式会社！」を見つけプレゼンテーションです。

まずは、いつも乗らない朝の通勤ラッシュに巻き込まれながら東京証券取引所に来ることになると思いますが、皆さんが元気に見学に来て、ミッションを達成することを祈っています。

また、このような複数の企業の協力と、段階的に体験を交えながらプログラムを行うにあたり、地域コーディネーターの方（東京都教育委員会が地域教育推進ネットワーク東京都協議会を作り、子供たちの教育活動に、企業、大学、NPO等の専門的な教育力を効果的に導入するため、地域コーディネーターを導入し、ネットワークづくりや、学校と地域をつなぐ役割を担ってもらっています。）と7ヶ月前から調整を行ってきました。
大変な労力だと思いますが、地元の子供たちへの愛情の深さと、先生方の熱心さがあるからこそ、このようなすばらしいプログラムが学校で行えるのだと思います。