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鹿児島県出水市にある出水市立出水商業高等学校に伺いました。出水は、日本最大のツルの渡来地として有名で、10月から3月まで越冬のために約1万羽以上が渡来します。学校の近くの出水駅は、九州新幹線の停車駅で、初めて九州新幹線を体験しました。
出水商業高校に出前授業をするきっかけになったのは、商業科の先生が、東証で行われた夏休みの教員向けセミナーにご参加くださり、出前授業を計画してくださったからです。校長先生、教頭先生も、経済や株式にご理解があり、いろいろなことを生徒さん達に体験してもらいたいという思いが強く伝わってきました。

出水商業高校には、20回の歴史を超え、毎年3000人近いお客様が来られる「出水商業デパート」というイベントがあります。生徒の手作り百貨店として、仕入れ、販売、決算に至るまでの一連を自分たちの手で行う販売実習で、ちょうど出水商業デパートが終わったところでしたので企業のお金の流れなどをすぐに理解してもらえました。
また、読書週間で新聞記事を読んでいてくれたり、事前授業をしっかりとしてくれていたので、たくさんの事をお話させていただきました。
出水商業デパートでは、商業を学び、従業員という立場も経験されたのでしょう。挨拶、マナーがしっかりと出来ていたのが印象的でした。