教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS 教育支援プログラム for TEACHERS / PARENTS

活動レポート

2019.03.15   京都府     出張授業
洛南高等学校附属中学校

 3月15日(金)、少し肌寒かったですが、好天に恵まれた気持ちの良い春の日に出前授業に伺いました。校舎は、世界遺産として有名な東寺のすぐ隣にあります。
 長い歴史のある学校で、はじまりは1200年前に弘法大師が庶民のための教育の場として創設した私学にまでさかのぼるそうです。
 当日は、100名を超える2年生の生徒に対して、「総合的な学習」として授業を行いました。同時に他の団体の授業も行われ、新聞社や生命保険会社などが実施していました。
 私どもの授業では、他校での実施と同様に、まずDVDを生徒さんにみていただいて、株式会社の仕組みと役割について基本的な内容を確認したあと、ボードゲーム「ブルサ」を通じて、社会・経済の動きと企業業績・株価変動の関係について学んでいただきました。
 はじめて「株式」を「売買」するいうことを考えることになって、たくさんの生徒さんは、すぐにはイメージがわかないのか戸惑った様子でしたが、やはりゲームが進行すると、楽しそうなにぎやかな声が教室中に響いていました。
 担当の先生からは、「アクティブラーニングにもつながるものであり,これから公民を学ぶ子供たちにとっては,有難い経験でした。」との感想もいただきました。ますます幅広く社会の出来事に興味を持っていただき、今後の授業に活かしていただきたいと思っております。

校舎風景