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　7月4日（木）、天気の良い夏の暑さの中、「総合的な学習の時間」にて、2年生3年生合わせて４０名ほどに対して、出前授業をさせていただきました。当日は、他にもいくつかの企業・団体が参加し、希望に合わせてクラス分けをしての授業でした。
　こちらの学校は、90年を超える伝統を持ち、平成19年度からは校舎を移転して、男女共学1学年6学級の総合学科の高等学校として再スタートしたそうです。校訓「敬愛」の精神のもと、生涯にわたる学習の基礎力を養い、心身ともに健全な人間を育成することを目指して、キャリアガイダンスとして進路支援にも積極的に取り組んでいらっしゃるようです。
　当日の授業は、まずはDVDをみて基本的な内容を確認しながら、株式会社の仕組みと役割について学習したあと、ボードゲーム「ブルサ」を通じて、社会・経済の動きと企業業績・株価変動の関係について学んでいただきました。
　最初は少し戸惑ったようにも見受けられましたが、後半のゲームが進行するにつれて、生徒さん達の反応も変わり、各グループそれぞれ楽しそうに授業に参加していただけました。終始とてもまじめな態度が印象的でした。
　担当の先生からは、株価が経済を反映することを、体験を通じて理解させたい旨をうかがっていましたが、ある程度は期待に応えることができたのではないかと思っております。今回をきっかけに、ますます幅広く社会の動き、経済の動きに興味を持っていただきたいです。

校舎風景