JPX

新型コロナ感染拡大のため休止となった職場体験に替わる学習の一つとして、中学2年生4クラスに対し、2日間にわたりクラスごと計4回のＺＯＯＭを使ったオンラインで授業を行うこととなりました。
小平第一中学校での始めてのオンライン授業で、先生と何回か打ち合わせをしながら手探りの状態で授業を作り上げていきました。学校の端末は、文部科学省のＧＩＧＡスクール構想に先立ち、都から実験的に貸与されているパソコン40台を使い、1人1台の状態を作り授業を始めました。
（ＧＩＧＡスクール構想…1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する。）

投票機能を使い4択クイズに答えてもらったり、チャットを使って知っている会社を記入してもらったり、東証アローズのＬＩＶＥ中継を行い、直接生徒さんの質問に答える対話形式もしました。ちょうど上場セレモニーの鐘の音が聞こえたこともあり、臨場感があふれていてよかったと生徒さんからの感想も寄せられました。

1日目は、問題なく行えたのですが、残念ながら2日目は、回線がうまくいかず、東証と学校のＰＣ1台をつなぎ、生徒さんには、教室の前の大きな画面を見てもらいました。
ただ、視察に来ていた教育委員会の方が、今年度中に回線の環境を良くしますからと言ってくださったようです。
来年は、もっといいネットワーク環境になって、皆さん会えることを願っています。